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鉄道好き集まれ 旭川少年団、12日に発足 駅や車内で奉仕活動(04/10 14:09)

 鉄道好きな少年少女が列車内で奉仕活動などを行う「旭川鉄道少年団」が十二日に発足する。これまで札幌の少年団の傘下で活動していたが、今後は道内二番目の少年団として独立し、旭川を中心にしたさまざまな活動を展開する。(藤本卓郎)

 鉄道少年団は鉄道を通じて子どもたちの公徳心を高めようと、財団法人交通道徳協会が一九六○年に前身の「鉄道少年の会」を設立したのが始まり。現在は全国に五十四カ所ある。

 二○○六年、旭川でも少年団をつくろうと、市内の三人が札幌の少年団に入り、奉仕活動の経験を積んだ。

 その後、市内のメンバーが十七人に増えたことから、独立の少年団を発足することにした。

 結団式は十二日午後一時半から旭川ターミナルホテルで行う。今後は毎月二回、JR旭川駅の清掃や、列車に乗り込んで乗客にごみ袋やマナー啓発チラシを配布するなどの活動を行う。

 JRの札幌・苗穂工場の見学や、旭川支社内で線路のポイントを切り替える指令室の見学など、鉄道ファンの関心に応える活動も組み込んでいくという。

 また、道内でのキャンプやスキー体験などのレクリエーションも行い、団員同士のきずなを深める。

 同少年団は団員を募集している。対象は市内や近郊に住む十−十八歳。団費は毎月五百円で、ほかに制服代一万円が必要。

 問い合わせは同少年団事務局(JR北海道旭川支社営業企画グループ)(電)0166・24・0640へ。

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