「離活(りかつ)」
2009年4月13日更新
結婚活動を「婚活(こんかつ)」というなら、じゃあ離婚も・・・ということで作られた感のある「離活(りかつ)」という言葉。NHKでも4月から、「婚活」「離活」中の「アラフォー」女性たちが主役という、流行キーワードを目一杯散りばめたドラマ「コンカツ・リカツ」がスタートした。「婚活」は、大まかに ‘出会いを求めるための活動’だろうと想像できるのだが、離活と言われてピンとくる人はあまりいないのでは? たとえば、離婚を思い立ってから決行するまでの期間に、専業主婦だったら‘就活’しなければならず、子供を引き取るならば生活場所の確保、そして、慰謝料や財産分与の請求の準備など、やることは山積み。‘離婚カウンセリング’は当たり前、ネット上には ‘自動慰謝料計算サイト’なんていうものも。そしてなんと結婚情報誌ならぬ‘離婚情報誌’まであるのだ! 生涯添い遂げることができなかったのは残念だが、男性も女性も消化不良なく新しい再スタートを切るために、「離活」は大切なものなのかもしれない。