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【産科医解体新書】(33) 仁義なき医師に怒りも (1/2ページ)
僕が大学病院で働いていたころ、夜中に随分ひどい状態の妊婦さんがやってくることがありました。この妊婦さんたちは、普段は別のクリニックをかかりつけにしているので、本来ならそこの医師から紹介電話があるべきなのですが、そういう電話はなく、いきなりやってくるのです。すべてではありませんが、不妊治療を受けていたクリニックで妊娠し、そこをかかりつけにしているケースが多かったような気がします。
夜中に出血すれば、患者さんは心配ですから、かかりつけ医に連絡します。でも、こういうクリニックは夜間、留守番電話にしていることが多いのです。何度かけても、「夜は対応していないので、大きな病院へ行ってください」という内容のテープが回ることになります。そこで患者さんが1人で大学病院などの外来にやってくるわけです。
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