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札幌圏
ネットトラブルから子供守れ 学校、保護者らで「協議会」 札幌市教委が来月設立(04/11 13:54)携帯電話やパソコンによるインターネット上のトラブルに、子供たちが巻き込まれるのを防ぐため、札幌市教委は五月に小中高校、保護者、業者や専門家による「札幌市セーフティーネット推進協議会(SSN)」を設立する。子供たちのネット利用上のモラルを高め、親や教師がそれを支える環境をつくるのが狙いだ。(川原田浩康) 児童買春や詐欺などの犯罪に子供が巻き込まれる例や、ネットいじめなどの問題が広がっており、総合対策の検討機関が必要と判断した。市教委は本年度から専門業者に委託しネットパトロールを行う予定で、市教委の大友裕之指導担当課長は「業者による点検と、学校現場や家庭の取り組みを車の両輪にしたい」としている。 協議会は小中高の校長会や市PTA協議会の代表者など二十人前後の規模。一、二カ月に一度の会議を重ね、協議内容は地域の学校・PTAに伝えていく。 協議会では、家庭での携帯のルールづくりを促す「セーフティーネット宣言」の起草や、各校での教員・保護者の集会、全市規模のフォーラム開催などを予定。子供の携帯使用状況の調査も検討する。 また、児童生徒会活動と連動した「ネットいじめ撲滅運動」など、子供たち自身による取り組みも盛り上げたい考えだ。
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