誌名祖国と青年
発行元日本青年協議会
頁数・サイズ80ページ前後
年間購読料6000円、月刊
国立国会図書館での入手可能
ミニコメント 日本青年協議会(青協、日青協)の機関紙。その内容・質の高さには定評がある。 (ただし、活動内容では賛否両論。生ぬるい、おとなしすぎとの意見も多数。)発行部数は約5000部。将来的な目標は一万部。
 内容は日本文化から政治まで幅広い。執筆人も学者・文化人から学生・一般人までさ まざま。しかし、後者のものでも論文の質は高い。とくに一ヶ月の天皇皇后両陛下、皇 族各殿下の動静の「皇室だより」はほかでは見ることができないもの。
 日本青年協議会は団体の系譜としては「民族派青年団体」だが、今では何も知らない人から見たらごく普通の社会人の団体・NPOだ。民族派学生運動のOBで、学者になった日青協関係者も多数いる。それらが執筆する熱のこもった雑誌である。
 もちろん一般の人も購読可能である。
購読申込先 〒153-0042東京都目黒区青葉台3−10−1青葉台上毛ビル602号
TEL:03-3476-5711 FAx:03-3476-5710
E-Mail:seikyo@d7.dion.ne.jp
HPhttp://www.d7.dion.ne.jp/~seikyo/


誌名日本の息吹
発行元日本会議
頁数・サイズ30ページ前後
年間購読料3000円、月刊
国立国会図書館での入手可能
ミニコメント 「日本の息吹」は日本会議の機関紙。(前身の「日本を守る 国民会議」以来続く。)命名者は椛島有三氏。
 日本会議の会員には購読会員と正会員、維持会員、篤志会員の種類がある。が、実 経験として企業の社長ならまだしも、一般市民であるならば正会員・購読会員で十分 です。詳しく知りたい人は筆者までお尋ねください。
 部数は約2万5千部。将来的には10万部に持っていきたいらしい。この数字は、 かつての月刊「民社」と同じ部数に、という意味だそうだ。日本会議は現在、部数3 万部への拡大を当面の目標にしている。
 保守系の雑誌は高額・ボッタクリ・総会屋雑誌的価格のものが多い。というのも部数が少ないこ とがある。ただ、そんな中「日本の息吹」は月にたった250円、しかも内容もよく、 読み物としても十分楽しめるものだ。
 執筆者としては超一流を集めた日本会議関係の学者・文化人。執筆テーマとしても 日本文化から政治まで充実している。もっとも編集スタッフ自体はたった二人である。
 お勧めの一品である。
購読申込先 〒153-0042東京都目黒区青葉台3−10−1青葉台上毛ビル601号
TEL:03-3476-5611 FAx:03-3476-5612
HPhttp://www.nipponkaigi.org



誌名世論
発行元日本世論の会
頁数・サイズ8ページ前後
年間購読料3000円、月刊
国立国会図書館での入手不可
ミニコメント  「日本世論の会」の機関紙。内容としては、マスコミの偏報道が中心である。
 執筆人には巻頭言1ページ目が学者・文化人が。それ以降は三輪和雄日本世論の会会長以下会員らによる偏向マスコミ報道の滅多切りである。
 部数は約3000部。まとを得た批判から、いちゃもんつけたものまでさまざまな内容。
 ちなみに会長の三輪和雄氏は保守系市民運動家として有名。「チャンネル桜」のキャスターも勤めている。たまに同姓同名の医療ジャーナリストの三輪和雄と間違えられることも。みためはちょっと怖いけど、気のいい親父である。(余談)
 ちなみに正論の会の行事に参加すると会員でなくてももらえる機会がある。
購読申込先 〒108-0074東京都港区高輪3−25−27アベニュー高輪
TEL:03-3442-2205 FAx:03-3442-2207



誌名漁火新聞
発行元漁火会
頁数・サイズ300円×12回(月刊)
年間購読料12ページ
国立国会図書館での入手可能
ミニコメント 今は「休眠状態」改め正式消滅の旧青年自由党系(というよりは東日本ハウス系)の新聞で、中村功氏の息子の後援会の機関紙。内容は時事問題、 教育、文化から地方での良識派のサークル的取り組み(書道教室や講演会、私塾など)の 紹介などから、イデオロギーとは関係のない記事も多く、さまざま。普通のミニ新聞とい う感じ。おすすめの一品。
 発行人となっている中村功氏は東日本ハウスの社長。保守系の活動家として知られる。 保守系にいろいろ投資をし、また青年自由党の代表。もっとも青年自由党は東日本ハウス の出資した映画「ムルデカ」が大赤字を出したことで休眠状態に。早くから国政選挙から は撤退し、地方議員の「残党」がわずかにいるだけである。
購読申込先 〒102-0072 東京都千代田区飯田橋4-3-8 東日本飯田橋ビル6F
TEL 03-5276-1100 FAX 03-5276-1120
http://www2.odn.ne.jp/~aab28300/
E-mail:seinen@pop16.odn.ne.jp



誌名神社新報
発行元神社新報社
頁数・サイズ8ページ
年間購読料7200円、月4回発行
国立国会図書館での入手可能
ミニコメント 神社人の新聞。広告を出している企業は神社系の企業ばかり、内容もその名の通りであ る。神社界の人事異動といった一般人には関係のないような記事から、神社界の自然を守 ろうという取り組み、日本文化を守ろうという取り組み、皇室の祭祀や動向、(天皇陛下が神社に御親拝になったという話 や宮中でのお祭の話など)では日本一であろう。真の皇室マニアなら必見である。 また日本会議や神道政治連盟、靖国神社奉賛会、明治神宮崇敬会など神社本庁関係の良識派団体の動静に詳しい。最近は 憲法の関係で「民間憲法臨調」の動静で一番詳しい情報を入手できる。
 日本で唯一の歴史的仮名遣い(旧仮名遣い、正仮名使い)を守る新聞。皇室に対する平 安時代的な言葉の使いようはある意味勉強になる。古文の好きな人にはもってこい。
購読申込先 〒151-0053 東京都渋谷区代々木1-1-2
TEL 03-3379-8212 FAX 03-3379-8213

誌名国民新聞
発行元国民新聞社
頁数・サイズ6から8ページ
年間購読料10000円、年10回
国立国会図書館での入手可能
ミニコメント  明治時代からの歴史があるように装っているが、実態はまったく異なるものなので信じないよう要注意。内容は文化、政治などさまざま。内容は濃く、対象が狭いものが多い。
 たまに「右翼」や暴力グループ関係についての記事などもある。また、内容にはかなり誤記や2ちゃんねるの書き込みなどをそのまま鵜呑みにしたものなどもあるので、注意してある程度疑って読むことが必要。発行部数は自称5万部という。

購読申込先 〒160-0023 東京都新宿区西新宿4-32-4-1105
TEL 03-3311-1001 FAX 03-3313-9800
http://www5f.biglobe.ne.jp/~kokumin-shinbun/

誌名治安フォーラム
発行元立花書房
頁数・サイズ百ページ前後
年間購読料8200円(月刊)
国立国会図書館での入手可能
ミニコメント  立花書房は、いわゆる狭義の「保守」ではなく、広い意味での「保守」である。また質も高い。
 この出版社は警察関係の本を中心に出している専門に近い出版社で、治安フォーラムも購読者のほとんどは警察官である。内容は右翼、極左、共産党の動向から外交・安全保障問題。政治系が中心になる。文化系の記事はない。
 右翼の動向については情報が遅いかもしれないし、大まかで、具体的な記事が無いので物足りない人も多いだろうが、初心者が左翼の研究をする際にはお勧めである。また日本共産党の概略、沿革をよくレポートしている。また国際政治を勉強するにもいい雑誌である。執筆人には防衛大学の教授など異色の人々が多い。
購読申込先 〒101-0052 東京都千代田区神田小川町3-28-2
TEL.03-3291-1561 FAX.03-3233-2871
http://tachibanashobo.co.jp/chian/


誌名現代コリア
発行元現代コリア研究所
頁数・サイズ80ページ前後
年間購読料7500円(年十回、1・2月と7・8月が合併号)
国立国会図書館での入手可能
ミニコメント  韓国・北朝鮮に関する動向・情報をまとめている月刊誌。内容は北朝鮮の現状、動静、日本人拉致問題など。事実上の「救う会」の機関紙的存在で、現代コリア研究所所長の佐藤勝巳氏は救う会全国協議会の会長も勤めている。
 現代コリア研究所は、政府の支援などは全くなく活動してきた、純粋な民間団体。北朝鮮に拉致された日本人の救出運動の中心になっている機関で、拉致被害者救出運動に関する情報・レポートもある。
 今でこそ、環境は改善されたが、以前は粗末(?)な事務所であった。国民の拉致問題という人権問題への関心がさめることのないように、努力を続けている。
購読申込先 TEL 03-3944-5623 FAX 03-3944-5692
http://www.bekkoame.ne.jp/~mki/


誌名新国策
発行元財団法人国策研究会
頁数・サイズ26ページ前後
年間購読料15000円、月2回
国立国会図書館での入手可能
ミニコメント  国策研究会は昭和8年創設と歴史が長い。内容は外交問題や経済問題について。財団法人の 機関紙みたいな感じなので、ちょっとお高い。
購読申込先 http://www.rosenet.ne.jp/~nbrhoshu/kokusakuken.html 〒100−0005
東京都千代田区丸の内3−4−1:新国際ビル8階
財団法人 国策研究会 事務局
電 話   03−3216−2821
F A X    03−3213−8288


誌名明日への選択
発行元日本政策研究センター
頁数・サイズ30ページ前後
年間購読料7000円、月刊
国立国会図書館での入手可能
ミニコメント  日本政策研究センターは保守系シンクタンク。地方に「ビジョンの会」をつくって支部活動している。部数は約3000部。内容は政治問題から歴史問題までいろいろ。やや「日本の息吹」と似ている。
 所長の伊藤哲夫氏は保守系の論客、運動家としても有名で、日本青年協議会の初期の幹部で、その後独立した。
購読申込先 東京都新宿区神楽坂5−32近江屋ビル5F
TEL 03(3268)6450 FAX 03(3268)6157
http://seisaku-center.net/

誌名歴史と教育
発行元自由主義史観研究会
頁数・サイズ32ページ前後
年間購読料8000円、月刊
国立国会図書館での入手不可
ミニコメント  「教科書が教えない歴史」などで話題となり、今日の歴史教科書論争の火付け役ともなった自由主義史観研究会の機関紙。内容としては歴史に関する論評、教育に関する問題、自虐史観への批判、「新しい歴史教科書」を使った模擬授業のレポートなど。
 もともと、教育の現場から歴史教育を正そうという活動、つまり教員の歴史の教え方についての取り組みをしてきたため、機関紙にもその傾向がでている。執筆者は他の保守系機関紙が一流文化人の文章が多い中、ここは現場の教員などが中心となっている。 そうして、講演のできる人材・執筆者になれる人材を育てていく活動をしていっている。
購読申込先 〒113-0033 東京都文京区本郷3−16−6−504
TEL FAX 03(5800)8515

誌名
発行元新しい歴史教科書をつくる会
頁数・サイズ
年間購読料6000円、2ヶ月1回(学生は3000円)
国立国会図書館での入手可能
ミニコメント  有名な「新しい歴史教科書をつくる会」発行の雑誌。内容は歴史教育・歴史認識についての評論、教科書の内容の紹介や各地でつくる会支部が展開している市民運動の情報。
購読申込先 http://www.tsukurukai.com/
〒113−0033 東京都文京区本郷2−36−9
電話 03−5800−8552
FAX 03−5804−8682

誌名日本時事評論
発行元日本時事評論社
頁数・サイズ4ページ前後
年間購読料月四回、毎週金曜日発行
国立国会図書館での入手可能
ミニコメント  保守系の仏教団体「新生佛教」の会員や社会への啓蒙活動の一環として発行されている。ただし、内容・活動ともに、一切宗教的活動とは一線を引いており無関係。健康についてのコラムも多い。発行部数は約3万部とされる。教育問題、ジェンダーフリー問題、過激な性教育などの問題に熱心に取り組んでおり、小冊子も発行している。
購読申込先 〒753−0811 山口市大字吉敷1112−1
TEL 083−928−0086
FAX 083−928−1113

誌名不二
発行元大東塾・不二歌道会
頁数・サイズ
年間購読料月400円×12(月刊)
国立国会図書館での入手可能
ミニコメント  大東塾は神道系の研鑽団体。國學院大學や神道団体とつながりが深い。団体としては、歴史的には戦前の大日本生産党の流れも汲む右翼・民族派団体になる。しかし、実態は「もし、この団体が右翼なら、神主さんはみんな右翼だ。」という、平和かつ健全な団体と化している。塾生には国学院の学生などが。寮生活をし、日々神道の研鑽などをしている。宮中への清掃奉仕などにも熱心に取り組んでいる。
 不二歌道会は大東塾とは事実上一体で、和歌の勉強を中心に活動している。毎年の宮中「歌会始の儀」の詠歌募集には集団で応募している。
 内容としては影山正治氏の遺稿が掲載されるほか、日本文化やご英霊についての論文が多数掲載されている。政治に関することも一本は掲載されている。注目すべきは、不二歌道会会員による詠歌である。季節を読んだ情緒ある歌から憂国の情が伝わってくる作品までいろいろある。
 ちなみに文体は歴史的仮名遣い・旧字体。ここまでは良くあることだが、横書きも右から左に読む文体を採用するなど、徹底している。表題を「二不」と読まないように!
購読申込先 港区北青山3−3−27 財団法人大東会館

誌名動向
発行元動向社
頁数・サイズ
年間購読料6000円、月刊
国立国会図書館での入手可能
ミニコメント  動向は国民新聞と事実上一体の団体。山田恵久氏が主宰する。
 政治系の内容が中心。「日本大学」などが広告を出しているのがちょっと意外。昔の有名な連載としては維新政党・新風の元になったともいえる「維新政党待望論」などがあった。
購読申込先 〒160-0023 東京都新宿区西新宿4-32-4-1105
TEL 03-5306-2999

誌名ほうとく
発行元二宮報徳会
頁数・サイズ80ページ前後
年間購読料500円×4回(季刊)
国立国会図書館での入手未調査
ミニコメント  二宮報徳会は二宮尊徳(二宮金次郎)の教えに学ぶ団体。会としては月一回の講演会開催などをしている。
 巻頭言(小林幸子会長執筆)は思想的・文化的な内容。二宮尊徳の教えの論文や日本文化についての論文もあるが、政治的な論文が意外と多い。題字は故・草地貞吾氏。
購読申込先 〒136−0072東京都江東区大島1−9−8−703
TEL 03−3637−7861
FAX 03−3637−7841

誌名道の友
発行元大東塾・不二歌道会
頁数・サイズ8ページ
年間購読料1万5千円(賛助会員費)
国立国会図書館での入手不可
ミニコメント  内容は塾生のレポート、歌会の案内、塾の寮生活など。購読には賛助会員になることが必要。
 特徴は「不二」と同じ、歴史的仮名遣いなどを遵守しているところ。
購読申込先 港区北青山3−3−27 財団法人大東会館

誌名月曜評論 (休刊)
発行元月曜評論社
頁数・サイズ60ページ前後
年間購読料9000円(半年:4500円)
国立国会図書館での入手可能
ミニコメント  常連執筆人は、高森明勅、松原正、西村真悟、藤岡信勝など。沿革としては左翼への偏向報道を批判するために新聞として創刊。その後、雑誌形式に。
 革マル派の実態を野村旗守などが、長年レポートしている。JR 内部の問題などを知りたい方、鉄道会社への就職を考える人は必読 。
 皇室法、皇室史についての研究レポートも充実していた。

 平成16年8月号をもって休刊しました。
購読申込先 FAX 03-5269-8750(郵便番号・住所・電話番号・氏名 年間又は半年購読のいずれかを明記)
http://www.getsuyou.com

誌名郷守人 (キモンドー)
発行元畠奈津子(日本再興会議)
頁数・サイズ16ページ前後
年間購読料お志・カンパ(ほぼ月刊)
国立国会図書館での入手不可
ミニコメント
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