なぜだ…小松選手突然の死にぼうぜんの仲間たち

　【ボクサー・小松則幸選手死亡】注目選手との試合を１カ月後に控えた１３日、修行中の事故で死亡したプロボクサー小松則幸選手（２９）。所属する大阪市東成区の「グリーンツダボクシングクラブ」では、同僚らがぼうぜんとした表情を浮かべた。

　ジムのトレーナー前田和久さんによると、小松選手は「亀田三兄弟」の次男、大毅選手との対戦を五月に控え、頑張っている様子だったという。「とにかく練習するやつで、スタミナはピカ一だった」。ジムには試合のポスターが張られ、小松さんの写真には「津田魂」のフレーズが。

　修行先での事故に、前田さんは「普段そういった練習はしない」といぶかった。

　ジムにはニュースで事故を聞いた同僚選手数人が駆けつけたが、突然の状況がのみ込めない様子で、硬い表情で立ち尽くしていた。

[ 2009年04月13日 23:40 ]