何故かお風呂からあがって自分の部屋に入った瞬間、
悲しくて仕方がなくなって声をあげて子どもみたいに泣いてしまった。

弱音を吐くのは嫌い。

誰かに聞かせても消えないし、軽くもならないし、背負わせることもできない。
わかりあえないさみしさが余計に悲しくさせるから。

熱があるときもそう。
心配してもらったら熱が下がるわけじゃないし、誰かに優しくされたら甘えたくなってしまうから、元気なふりして頑張るしかない。


どこで間違えたんだろうなぁ。
振り返ればたくさんの分岐点があったのに、どうして今はみえないんだろう。

自分で道を閉ざしているも否めないけれど、
私にはこうすることしかできない。


お前なんかまだこれからじゃないかと思う人もきっとたくさんいて、いつかなんだかんだでなんとかなると思う私もいるよ。

だけどそれよりも、私だけは、いつまでもなんだかんだでずっとこのままなのだと、或いはまた予想もつかない出来事に見舞われるんだと強く思っている。

思うと現実になるから思わないようにしようと考えれば、これまで強く信じた願いが叶ったか？と現実が私を打ちのめす。

漫画やアニメのようには、人の心は救われない。
傷ついた心の在りかすら、誰も、私も、知らない。

いつかこんな私を恥ずかしく笑い話にできるのなら、早くそんな日が来ればいいのに。
来ないならもう来ないで、そうとはっきり教えてくれればいいのに。


でも私はまだ本当にはどん底じゃないから。
まだまだ頑張っていないし、まだ希望もあるし、ちょっとやそっとじゃ折れない、強い人間にならなくては。



どん底の一歩手前を這いつくばっているみなさま、中島みゆきを聞いてがんばりましょう。
腐男塾でもあにそんでも。なんでもいいけど。