来年春に卒業見込みの大学生と大学院生に対する求人調査が発表され、学生一人当たりの求人の数は4年ぶりの低水準となりました。
リクルートの研究所の調査によりますと、来年春卒業見込みの大学生と大学院生一人当たりの求人倍率は1.62倍と、4年ぶりの低水準にとどまりました。
求人の数も72万5千人で、前の年から22万2000人あまり減り、こちらも4年ぶりの低水準となりました。その一方で、就職を希望する学生は前の年よりわずかに増え、およそ45万人となっています。
リクルートでは、「学生一人当たりの求人数が2倍以上を記録した過去2年の過熱した状態が冷めた」と分析しています。(13日16:00)