(2009年4月13日 17:19)
福岡県警と佐賀県警は13日、指定暴力団・九州誠道会の本部事務所ほか、あわせて10か所の事務所に対し、暴力団対策法に基づく行政立ち入り検査を行いました。
このうち、大牟田市の指定暴力団、九州誠道会の本部事務所には13日朝、福岡県警の捜査員およそ15人が入り、事務所の広さや通信手段などについて検査を行いました。
これは、全国では4例目、福岡・佐賀では初となる立ち入り検査で、指定暴力団の事務所が抗争目的で使用されていると確認された場合、法律に基づき、最大6か月の事務所使用禁止命令が執行されます。
道仁会と、九州誠道会の抗争によるものと見られる事件は、2006年以降、20件以上にのぼり、一般市民を含む9人の死者が出ています。
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