星島が死刑にならなかった。刑法のどこを読んでも「殺人をしても被害者が一人なら死刑にしない」とは書かれていないのに、またも偏った正義を信じる愚かな裁判官が悪習を踏襲してしまった。
裁判官の出した判例がどれほどの価値があるというのだろう。選挙で選ばれた国会議員が国権の最高機関で制定した法律に書かれていない量刑基準を勝手に決めて、国民の多くが首をかしげる判決を出す裁判官は、司法が国民のものではなく裁判官のものだと信じているのだろうか。
もちろん、量刑基準を法律で細かく定めていないのは裁判官に託されているからだという意見もあるだろう。そのとおりだと思う。しかし、それは法律に基づいて判断しろということであって、過去の裁判官の個人的判断を真似ることではない。
法律に規定されていない判決を出せと言っているのではない。法律で死刑にできると規定されているのだから、適用してくれと言っているのだ。
わたしがもし被害者の遺族だったら、裁判官を殺すだろう。ひとりだけなら死刑にならないというなら、こんなありがたい話はない。死ぬのは怖いが刑務所に入るのは我慢できると思えば、ハードルは一気に下がる。それに無期懲役といっても一生服役するわけではない。最近では、犯罪者が出所後に社会に適応できるようにとさまざまな訓練も受けさせてもらえるそうだ。刑務所の外に出て社会奉仕もできるようになるらしい。もともと社会奉仕が好きな私には願ったり叶ったりだ。
そうやって、裁判官が次々と殺されていけば、過去の裁判官が下した(間違った)個人的判断を猿真似して自分達だけの正義を守ったつもりになって責任を回避する狂った優等生たちも、少しは反省するだろう。
by saigatou
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