名古屋市長選告示、4人届け出 次期衆院選占う与野党対決任期満了に伴う名古屋市長選は12日告示され、愛知県商工団体連合会長太田義郎氏(65)=共産推薦、前衆院議員河村たかし氏(60)=民主推薦、元中部経済産業局長細川昌彦氏(54)、元会社員黒田克明氏(36)の無所属新人4人が届け出た。26日に投票、即日開票される。 好況から急激に落ち込んだ地域経済の再生が主な争点。自民、公明両党の県組織は細川氏を支持、河村、太田両氏と事実上の「与野党対決」の構図となった。同市長選で与党と野党第1党が別の候補を推薦、支持するのは32年ぶりで、次期衆院選の都市部の動向を占う選挙となりそうだ。 河村氏は市民税減税や職員人件費削減を掲げ、衆院議員時代の市内の地盤から支持拡大を図る。 細川氏は、生活関連の公共事業前倒しなどを主張。現職松原武久市長の支援表明も受けた。 太田氏はミニ集会で組織固めを進める一方、福祉対策の充実を訴えて無党派層への浸透を図る。 【共同通信】
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