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TV各局「北野誠外し」不適切発言で

 芸能活動休止の公表から一夜明けた12日、タレント・北野誠(50)が、早くもテレビ各局から“クビ”を宣告される事態となった。月曜レギュラーとして出演していたテレビ朝日の情報生番組「やじうまプラス」はすでに降板を決定。“別れのあいさつ”もないまま、13日の放送からは漫画家・石坂啓氏が新レギュラーとして登場することになった。テレビ・ラジオ計6本のレギュラーも同様に、番組の中で別れのあいさつがないまま、降板する可能性が高まった。

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 不適切発言で騒動の発端となったABCラジオ「誠のサイキック青年団」同様、北野が、別れのあいさつの機会もないまま、番組を降板することになった。

 所属事務所の松竹芸能が「(ラジオを)聴いている人に誤解を与え、迷惑をかけた」として“活動休止”“無期限謹慎”を発表した一方で、テレビ各局は、代役を立てるのではなく、即座に「降板」という厳しい決断を下した。

 テレビ朝日によると、先週、松竹芸能からの出演辞退の申し出があり、北野の降板を決定。きょう13日放送の「やじうま」には、石坂氏がコメンテーターとして出演し、今後も「当面の間は石坂さんにご出演いただきます」(同局)と新レギュラーとなることを明かした。同番組の公式HPからは12日、早くも北野の名前が消えた。

 12日に放送されたTBS系「噂の東京マガジン」には北野も登場したが、これは9日に収録したもの。TBS関係者は「次の収録には、参加されないと思います」と画面に登場するのはこの日限りとなる。

 早々に東京の番組からの降板が決まったが、絶大な知名度を誇る地元・関西でも同様だ。

 1988年の番組開始当初からレギュラーを務めていたABC系「探偵!ナイトスクープ」では、収録済みの17日放送分がラスト出演。降板が決まった。水曜レギュラーだった読売テレビ「ミヤネ屋」も、出演済みの8日が最後。番組関係者は降板こそ明言しなかったが、「今後はしばらくお休みされます」と説明。来月から代わりの新レギュラーが入り、事実上の降板となる。

 ラジオのレギュラー2本についても降板が決定的。北野は事前の告知なく、今週中にすべてのテレビ、ラジオからひっそりと姿を消すことになりそうだ。







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