一介のサラリーマンが自らのブログで「サッカーはつまらない」と書くと
凄まじい勢いで糾弾される国があるらしい。信じられん、一体どこの国だ。

某大手ゼネコンに勤めるKさんは、企業メセナに携わっている。
また自らの手でブログやホームページを立ち上げて
仕事での関わりが深い、歴史的な建築家について紹介している。
今回そのブログに載せられた何気ない一文から火の粉は舞い上がった。
kitagawa1
まるで自分の書いた文章を見ているようで笑ってしまった。

さすがに天皇と名のついた杯をゴミ箱に捨てろと言うのは不謹慎だが、
大人は黙ってスルーするところだ。そこをスルー出来ないのが
ヘディングで脳細胞が死滅した、サッカーファンのクオリティである。
コメント数を見ればわかる通り、Kさんのブログは瞬く間に炎上してしまった。

しかもサッカーファンが問題としたのは、「天皇」の下りではなく、
「サッカーはつまらない」と言った「野球派」のKさんという点である。
日頃から野球に敵愾心を燃やすヘディング脳に、これ以上の挑発的な言葉はない。
一般人には耐え切れないであろう、誹謗中傷や罵詈雑言がKさんに浴びせられ、
中には「勤務先に通報した」などと、身を脅かす嫌がらせも行われた模様。

サッカーファンがつまらぬ事情でブログを炎上させるのは、
税リーグニュースが把握しているだけで5例目となる。
被害者その1 考古学者 岡安光彦
被害者その2 川崎市会議員 浅野文直
被害者その3 シドニー五輪代表元水泳選手 萩原智子
被害者その4 ラグビー指導者 清宮克幸


ナチスドイツの秘密警察「ゲシュタポ」は、反政府分子を徹底的に弾圧した。
今現在ナチスに匹敵する言葉狩りが、この日本で行われているのだ。
ほんの数日前にサッカーファンはナチス党員という主旨の記事を書いたが、
まるで青天の霹靂のように、その内容を実証する出来事が起きてしまった。
騒ぎはこれだけに止まらない。人生初のブログ炎上に動揺したKさんは、
真面目な人柄を表すかのように、視聴率などのデータを素に
「何故サッカーはつまらないのか」との追記の記事を発表。
kitagawa2
>野球がつまらないと書いてもこんな反応はないから
>サッカーのサポーターは熱狂的なひとが多いのだろう。

どうやらサッカーファンが阿呆である事には気付いた様子(;^ω^)
しかし頭に血が昇ったヘディング脳に、もはや日本語が通用する訳がない。
当然のことながら火に油を注ぐ結果となった。

耐え切れなくなったKさんはブログから該当記事を削除。
それでもなおヘディング脳たちは残された記事のコメント欄に群がり続け、
Kさんへの謂れの無い誹謗中傷を繰り返している。
問題となったKさんのブログ(良識のある方だけクリックしてください)