国外退去を求められた両親が13日にフィリピンに帰国するのを前に、カルデロンのり子さんと家族は、地元の人たちに感謝の気持ちを込めたカードを配りました。
13日には離ればなれになるカルデロンのり子さん(13)と両親。家族で日本で暮らしたいという願いは叶いませんでしたが、家族は、埼玉県のJR蕨駅前で、道行く人に感謝の気持ちを込めカードを配って回りました。
「初めて署名活動したのもここ 最後にしたのもここで、みなさんに感謝の気持ちを伝えたいと」(カルデロンのり子さん)
蕨市などでは、家族の在留を求める署名が2万人を超えるなど、支援の輪が広がっていました。
両親は「これからも地域の人たちに娘を見守ってもらいたい」と話していました。(12日17:04)