根室に北方領土対策本部を 高橋道知事が前向き姿勢北海道の高橋はるみ知事は12日、道の出先機関「支庁」再編に伴い、北方領土対策本部を本庁から根室市内の庁舎に移すことについて「それぐらいの覚悟は必要だ」と述べ、前向きに検討する考えを示した。 根室市で開いた支庁再編についての会合後、記者団に語った。 高橋知事は「議会や東京との対応はあるが、組織そのものを重点化するという発想をしないと、領土問題の解決は見えてこない」と指摘。「メドベージェフ大統領になって少し環境が明るくなったとの見方もあり、ここで性根を入れなければならない」とも述べた。 会合の中では、人道支援事業でロシア側が提出を求めた「出入国カード」問題に言及、知事自身も参加を表明しているビザなし訪問団第1陣が5月中旬に出発できるよう、あらためて外務省などに解決を要請する意向を示した。 【共同通信】
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