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[177] 「少なくても」12万5000人

投稿者
WEB多事争論編集委員
投稿日
02/26 01:22

今なお続く派遣切り。3月末までに、少なくとも12万5000人の非正規労働者が職を失う。「非正社員」の私。個人的には、今こそ「企業を超えた、職種・職務を基準とする賃金」「それを前提に、正社員だろうが非正社員だろうが、同一労働同一賃金」の仕組みを作ってほしいなあと思う。これから先産業革命的なことはきっと起こらないだろうから、「不当に安い、低待遇」「不当な高さ、高待遇」どちらも一緒に見直す時なのでは。このまま底辺まで落っこちていく人が続出すれば、それは結局「社会全体の負担」につながるのだから。皆さんはどう思いますか?

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[185] Re:「少なくても」12万5000人

投稿者
磯永征司 E-MAIL
投稿日
02/26 14:39

 そのとおりですね。
 まず、派遣会社を含めての調査期間の調査では45万人と1ヶ月前に報道されています。
 労働は正規であろうと非正規であろうと、同じ労働なら同一賃金は当然。分けるほうが可笑しいし、根拠はない。賃金は労働(正確には労働力)に対して払われるのであり、正規、非正規に払われるのではない。

最後の点が、もっとも深刻になる。
なぜなら、年金、健康保険、スキルがない。30年後、年金がもらえない人が大量に、私は「無年金団塊世代」を予想し、「生活保護」が膨大に増える事を請け負う。
 政府、官僚はとんでもない犯罪をやっているのである。

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[197] Re:「少なくても」12万5000人

投稿者
孤高の熟年
投稿日
02/27 11:18

「職種・職務を基準とした同一労働」なら同一賃金・・・・まさに理想ですが、皆さんも既にお気づきのように、これを達成するにはいくつかクリアしなくてはならない点があると思います。
①だれが同一労働であると判断・判定するのか
②そしてその判断結果を正確に賃金に反映させる仕組みが担保されるのか
③さらに、既得権者としての正社員が、賃金に差をつけるべく、非正規社員の労働が同一にならないように(もしくは、同一労働に見えないように)行動するであろうこと

さらに言うならば、今議論していることの裏側を見ると、『同一労働でなくむちゃくちゃ働く人にはそれなりの高賃金』『(自分のライフスタイルに合わせて)働くことは最低限食べていければよいと考える人たちにはそれなりの低賃金』を肯定していることになりますよね。

それから、大事なことは常に政府や官僚の悪政の陰に隠れている企業の論理です。
政府や官僚を擁護する気はさらさらありませんが、実際に社員を選別し報酬を払っているのは企業ですから。

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