週刊争論

No.334に関するツリー

[334] 極私的、坂本龍一サポーターズ・ツリー!

投稿者
WEB多事争論編集委員 吉岡 弘行
投稿日
03/25 22:55

 音楽家の坂本龍一さんは、音楽活動の収益を温室効果ガスを減らす事業に回す「カーボンオフセット」というやり方で環境破壊に警鐘を鳴らし続けている。
その坂本さんが、昨日、元ソニー会長の出井伸之さん、港区の武井雅昭区長と「美しい森林づくり全国推進会議」主催のイベントに出席した。
そして、3月8日を『フォレストサポーターズの日』にして、森林に親しんでもらおう!と訴えた。
 私の郷里・島根県松江市は、NHKが放送している『だんだん』で水の都として描かれているが、実家から南に歩けば宍道湖に、北に歩けば松江城に行ける。松江城は地元では「城山(じょうざん)」と言っていて、小さい頃は森の中で「基地ごっこ」をやったものだ。今でも帰省すると必ず足を運ぶ憩いの場所だ。
 『筑紫哲也ニュース23』で森林といえば、宮崎県綾町の照葉樹林!
ここは官と民が一体となって森林を保護・復元している環境保護のお手本のような所で、筑紫さん本人が何度も現地を取材して企画を放送した。
 森にまつわるエピソード、皆さんお持ちでしょう?(例えば恋人とデートしたとか・・・)こうしたお話や、森林を守るためのアイデアをお寄せください!
 

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[336] Re:坂本龍一さん来日・3月8日は「フォレスト・サポーターズの日」森林に親しもう!

投稿者
αβ
投稿日
03/08 21:57

以前東南アジアを旅行したのですが、陸路でカンボジアからラオスに入国する機会がありました。バイクタクシーに乗り、森の中のけもの道のような細い道をひたすら走り続けると、所々に大きな水溜りが幾つもあり(ガイドブックによると爆撃の跡だとか・・・)、ヘビが出てくるのではないかと少しばかり不安が頭を過ったりしたものですが、バイクを降りると鳥の鳴き声が響き渡っていて、穏やかな気持ちになったのを覚えています。旅行に出た開放感と相まったためでしょうか、しばし木の葉の色や木漏れ日にみとれていました。
もう何年も前の話ですが、忘れられない経験です。

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[341] Re:坂本龍一さん来日・3月8日は「フォレスト・サポーターズの日」森林に親しもう!

投稿者
higeman
投稿日
03/08 23:55

森の与える力は凄いですよね。
私の好きな森は、宮崎県綾町、鹿児島県屋久島、熊本県菊池水源の3か所です。
(じつは今日も綾町へ行ってきましたが、最高ですね。しかし、鉄塔が想像以上に建ってしまったのが残念!!)

私は幼少期、雑木林が遊び場でした。
そこで、虫捕りや、秘密基地づくり、肝試しなどやってました。
その経験が、大人になった今でも忘れられません。そこで、私も友人と森づくりをするチームを3年後立ち上げようと思っております。そのためにも、今活動されている団体の活動にも参加していこうと思っています。
よく人から「すごいことをしようとしているね。えらいね。」と言われますが、凄いことや、人のためにやりたいのではなく、まずは自分の自己満足、ある種の趣味なので、人が思っているボランティア的な感覚とは違うなぁと思っています。
自分が遊んだ風景が無くなることは、自分の身体を傷つけられているような気になるから、それを回避したい。その結果が地球のためになるなら尚更いいですよね。
でも、まずは自分の欲求を満たすためにやるだけです。それぐらい森は気持ちいい!!

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[347] Re[2]:坂本龍一さん来日・3月8日は「フォレスト・サポーターズの日」森林に親しもう!

投稿者
りんりん
投稿日
03/09 12:45

森というとドイツです
タンネンの森をしらずしてゲルマンを語ることなかれ・・・
ニーベルンゲンの歌、グリム童話・・・シンフォニーの名曲・・・
「耳」を澄ませば精霊のこえがきこえる・・・音楽は森の国が生みだした芸術

フランスは田園地帯の風景・・・「目」で光を感じる絵画とファッションの国

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[527] 坂本龍一さん来日・3月18日からJAPAN TOUR始動!

投稿者
WEB多事争論編集委員 吉岡 弘行
投稿日
03/24 09:57

 3月18日、坂本龍一さんのツアー『Ryuichi Sakamoto Rlaying The Piano 2009』の初日を観てきました。
 新作「out of noise」からの選曲はもとより、おなじみの名曲をソロで演奏する坂本ワールドに酔いしれました。
 『筑紫哲也ニュース23』のあのテーマ曲もピアノ・バージョンでしっとりと聴かせてくれて、思わず涙がこぼれそうになりました。多くの観客もそうだったのでしょう、周りの人が「たぶん筑紫さんのことを思って弾いていたんだろうね。ちょっと涙がでちゃった」と言っていました。
 今回のツアーは東京の国際フォーラムを皮切りに全国を一ヶ月半かけて回る23公演。終演後に30人ほどの関係者にまじって、楽屋におじゃまする機会があったのですが、キョージュは「今夜もそうだったんですが、今回は毎晩ステージで次に何の曲をやるのか僕が勝手に決めているんですね。ですから次の曲が始まらないと何の演奏なのかスタッフはわからないので、特に照明さんや美術担当の人はたいへんだと思います」と笑って語っていました。
近著「音楽は自由にする」(新潮社)を実践するかのようなキョージュならではの試みで、公演ごとに違った楽曲が次々と披露される“マジカル・ミステリー・ツアー”なのです。
 今夜は高知、明日は岡山で公演で、来月29日には昭和人見記念講堂で追加公演が決まっています。元気で東京に戻ってきてください!

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[553] Re:坂本龍一さん来日・3月18日からJAPAN TOUR始動!

投稿者
H.T
投稿日
03/25 22:26

コンサートでの筑紫さんのエピソードが胸をうちました。
今ミュージックマガジン今月号を読んでいたのですが、坂本龍一さん総合監修の魅力的なアルバムを見つけたので紹介したいと思います。「にほんのうた第3集」というアルバムです。UA、bird、曽我部恵一ら幅広いジャンルのアーティストが春をテーマにした日本の童謡を歌っているそうです。「春が来た」「春の小川」はもちろん、筑紫さんの叔父様である滝廉太郎氏作曲の「荒城の月」も歌われているそうです。残念ながら私はまだ聴いていませんが、もし聴かれた方がいらっしゃれば感想をお聞かせ頂けたら幸いです。

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[558] Re:極私的、坂本龍一サポーターズ・ツリー!

投稿者
WEB多事争論編集委員 吉岡 弘行
投稿日
03/26 00:51

 H.Tさんからの投稿があった時点で、このツリーを改題しました。
音楽家Ryuichi Sakamotoに対する極私的な愛着を書き込めるようにするためです。
 指摘のあった「にほんのうた」シリーズは2007年からスタートしたもので、坂本さんによると「ぼくのいちばん下の子に、昔からの日本の歌を聴かせようと思ったんですが、なかなか良いCDがない。聴かせたい歌はあるんだけど、良いCDというのが見つからない。これはぼくが作らなければいけないなと思った」というんですね。
 私も日本の童謡や唱歌がなぜか好きです。
20年以上も前の大学時代。晩秋の奥多摩の川原で津田塾大学の女学生らとたき火を囲んでバーベキューをした際に、酔っぱらった勢いで知っている童謡・唱歌を何十曲も合唱したなんてこともありました。
 だいぶ昔にレコード屋さんで唱歌のCDを買おうと思ったんですが、数が少ない上になんとなくチープなやっつけ仕事のような感じのものばかりで、落胆したことがあります。
 それでもコレクションの中には動揺・唱歌のCDが数枚あって、たまに聴いていたんですが、坂本さん監修の「にほんのうた」が出てからというもの、定期的に整理して実家に送っている書籍やCDの宅急便の箱につめて今は手元にありません。
 「にほんのうた」シリーズは、大貫妙子さんや鈴木慶一さんといった大学時代によく聴いたお気に入りのミュージシャンが多数参加していて、今度はこの歌をあの人がやったらたどんな感じになるんだろう・・・と想像力をかきたてられます。
 
 坂本さんがスタートさせたもう一つのプロジェクトにも、この際触れておきましょう。
去年秋から始まった「音楽全集 commmons:schola」というシリーズです。
CDと本を組み合わせて次世代へ世界中のすぐれた音楽を継承していくアーカイヴで、全30巻という壮大な企画です。
第1巻は坂本さんが選曲した「J.S.バッハ」。たまりません。
 第2巻は山下洋輔さん選曲による「ジャズ編」だそうです。ブックレットには山下さん、大谷能生さん、坂本さんの鼎談が収録されることになっていて、今か今かと刊行を待っている状態です。
 山下さんは去年7月28日に、『ニュース23』の「月ONE」というコーナーで、アクションペインターの西村記人さん、能楽囃子の鼓演奏者・大倉正之助さん、クラブDJの松浦俊夫さんの『4HANDS』という特別ユニットで、20分にわたって渾身のライブ・パフォーマンスをやっていただきました。
この特集のコンセプトは「音楽で閉塞社会に風穴をあける」というもので、私にとっては『ニュース23』最後の長編企画になりました。(実は、編集部に異動した秋以降も何本か企画を持ち込んだのですが、編集方針を変えたということでこごとく却下されたためです)
 放送をダビングして鹿児島で治療中の筑紫さんに届けると、筑紫さんは「相変わらず君は好きなことは徹底的にやるなぁ」と目を細めてくれました。
私が「これからの『23』には、こんな企画は通らないと思いますよ」と、今から思うと必死の思いで闘病していた筑紫さんにむかって情けないことを言うと「なにも『23』だけが番組じゃないだろ。出しどころは『報道特集』や『報道の魂』など他にもあるだろ」と前向きにアドバイスしていただいたことが昨日のことのようです。
 演奏終了後のトーク・コーナーで、後藤キャスターが山下さんに「今の日本は政治も経済も行き詰まって日々暗いニュースが連続しています。今の社会、特に若者についてどう思われますか?」と問いかけました。
 音大の教授もされている山下さんは「ぼくのまわりは幸いみんな好きなものをめっけて突き進むといった人たちが多いので、閉塞感というものはあまり伝わってこないですね。音楽にしろ何にしろ自分が好きなものをめっけちゃうというのが大切でね。その中で思いっきり自分を表現すれば変なことにはなりませんよ」と答えたのが印象的でした。“好きなものをめっけて突き進めた”番組も今夜と明日のあと2回です。
 
 

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[568] Re[2]:極私的、坂本龍一サポーターズ・ツリー!

投稿者
higeman
投稿日
03/26 23:10

『にほんのうた』は第1集を持ってます。
娘が生まれてすぐ買い、聞かせております。
キョージュの「小さい秋」もいいのですが、なんといっても1曲目コーネリアス+南春夫の「赤とんぼ」のインパクトが凄かった。娘があの節回しで「赤とんぼ」を憶えてしまったら、幼稚園、小学校で歌うとき大変だなと、少し心配しながら聞かせております。

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[574] 「にほんのうた」

投稿者
WEB多事争編集委員 吉岡 弘行
投稿日
03/27 07:58

 第二集もいいですよ。
 野口雨情の詩に中山慎平が曲をつけた「シャボン玉」。
高橋幸宏さんがプログラミングして、権藤知彦さんがトロンボーンなどをミキシングしているんですが、最後の「風 風 吹くな シャボン玉 飛ばそ」というフレーズはホント元気がでます。
 「木綿のハンカチーフ」の太田裕美さんが歌う「みかんの花咲く丘」もいい感じ。CDについている解説に「戦後の童謡は、この明るい平和な曲でスタートしました」と記されていますが、亡くなった母を思う子供の心が優しい調べで表現されています。
 「村の鎮守の神様の~」で始まる「村祭」は、なんと香西かおりさんが歌ってます。
 私がとりわけ好きなのが「朧月夜」。
「春風そよふく 空を見れば、夕月かかりて にほい淡し」
ついつい、ふるさとの山陰・松江の風景を思い浮かべてしまうのです。

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[575] Re:「にほんのうた」

投稿者
H.T
投稿日
03/27 08:16

おはようございます。皆さんの、感想を読んでますます「にほんのうた」シリーズをますます聴いてみたくなりました。まずはレンタルで聴いてみたいと思います。唱歌、童謡はみんなが口ずさめるいい歌が多くて理屈抜きでいいですよね。懐かしくてあったかい気持ちになります。いつの日か、自分に子供が出来たら、歌ってあげたいなって思います。

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[593] Re[2]:「にほんのうた」

投稿者
りんりん
投稿日
03/29 12:02

「にほんのうた」に関係してとっても愛着のあるCDがあります。
日本の唱歌史にすぐれた貢献をした山田耕作。
「この道」や「赤とんぼ」などの作曲家です。
この山田耕作の“ヴァイオリンのための作品集”『からたちの花』というタイトルのインストゥルメンタルのCDです。
ヴァイオリンを弾いているのは、坂本龍一さんと同じ東京芸術大学の音楽学部で学んだ岡田光樹さんという方で、各地のオーケストラに首席奏者、ゲスト・コンサート・マスターに招かれる現代一流のヴァイオリニストです。
どの演奏も哀愁をおびていていいんですが、なかでも日本組曲と題された「お江戸日本橋」がすきです。是非きいてみてくださいね(^-^)

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[595] Re[3]:「にほんのうた」

投稿者
H.T
投稿日
03/29 23:48

ありがとうございます。インストゥルメンタルの童謡、風情があっていいだろうなぁと、とても聴いてみたくなりました。この争論のツリーを通して、童謡を愛する日本人がまだ日本にたくさんいるんだという事に気づき、嬉しかったです。
どこの国でもそうだと思いますが..童謡や唱歌のメロディーや歌詞は、日本人のこころ、そのものだと思います。もっと、童謡や唱歌を大切に歌い続け次の世代につないでいってほしいなぁと願ってやみません。未来の世代への素敵な贈り物を下さった坂本龍一さんに感謝の気持ちでいっぱいです。

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[570] Re[2]:極私的、ですがNews23のDNA

投稿者
H.T
投稿日
03/26 23:59

..いろんな事があったのですね。本当に長い間、勇気と希望そして、考える事を教えてくれたNews23という番組が明日で終わってしまうことが残念で残念でたまりません。News23は私達の心の支えのようなニュース番組でした。本当にありがとうございました。でも、23は終わったとしても吉岡さん達の中に筑紫さんのニュースのDNAは生きているんだと私は信じています!!
先ほど、特派員の井上波さんの争論の覧 にも書いたのですが、明日のNews23の放送にはぜひ、井上陽水さんの「最後のニュース」か坂本龍一さんのテーマ曲をかけて頂きたいです..。

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[652] ミサイル問題の喧騒の中、「にほんのうた」第三集を聴く

投稿者
WEB多事争編集委員 吉岡弘行
投稿日
04/05 09:21

H.Tさんへ
 3月4日にリリースされた『日本の歌 第三集』を一か月後にようやっと聴きました。
このツリーで、かつて日本の唱歌のCDを探して数枚購入したと書きましたよね。実は“春は名のみの・・・”で始まる『早春賦』という曲が大好きで、この曲が収められているCDを探すのが目的だったのです。
 春の名曲を集めた今回の第三集に『早春賦』はやはり入っていました。
吉田美奈子さんが唄う曲のアレンジはまるでゴスペルのようで、力強さがみなぎっています。
 音楽評論家の和本英志さんという方がブログに「吉田美奈子の『早春賦』は、プロテスト・ソングのような響きがあるが、実はこの曲は明治時代の抑圧からの解放を祈願する隠されたメッセージがある」と述べておられ、その解釈をアレンジに生かしたのかと納得しました。
 第三集では『桜』をショーン・レノンが唄っていたり、敬愛する山下洋輔さんがピアノを弾いていたりと聴きどころ満載!桜が見ごろの今の時期に是非聴かれることをお勧めします。
 中でも個人的によかったのは、私の郷里・松江市在住の浜田真理子さんが『春の唄』でアルバムに参加している点です。彼女は何とも不思議な声の持ち主です。
 浜田さんは加川良さんの『教訓Ⅰ』という曲をカヴァーしていて、2002年8月の「筑紫哲也ニュース23』終戦スペシャルでフルコーラスを流しました。
この年の終戦スペシャルは、私が深くかかわったプログラムで、水木しげるさんと筑紫さんの「戦争論/幸福論」の対談もフーチャーしました。
 浜田さんの 歌声を聴きながら当時のことを思い出しました。
(ちなみに「にほんのうた」シリーズ、Nihon no uta Web site で視聴できます)

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[657] Re:ミサイル問題の喧騒の中、「にほんのうた」第三集を聴く

投稿者
H.T
投稿日
04/05 23:55

吉岡さんへ
ご感想、本当にありがとうございます。私もすぐ聴いてみたくなり早速、携帯の着うたを利用して聴いてみました。吉田美奈子さんの「早春譜」圧巻でした。少し聴いただけでも魂がふるえるような、力強くそして優しさにあふれた歌声に感動しました。ショーン・レノンさんの「桜」や浜田真理子さんの「春の唄」もいいですね。「春の唄」は私自身は実はあまり知らなかったのですが、母に聴かせましたら、とても懐かしそうに歌ってくれました(^-^)
この季節は仕事帰りに自転車で夜桜が見れるのが楽しみなのですが、夜桜といえば、私の中では「高城の月」(?ってお思いにならないで下さいね、あくまでも私の中のイメージです(笑))今日は帰り道ずっと頭の中に曽我部恵一さんの「高城の月」が流れていました。
Rockも大好きですけど、やっぱり日本人の「こころの唄」は童謡や唱歌だよなぁってつくづく思いました。こんなに素敵で優しい唄達をもっともっと歌う機会があればいいのに。大量消費の一時だけの流行曲なんかはもういらないから、もっと「にほんのうた」を大切にしてほしいな、そうしたら、日本人ももっと他人対して優しくなれるのでは?と感じずにいられませんでした。
以前、映画コーナーで紹介して下さった、ロックポップスと映画サントラについての本と共に、お給料が出たら絶対買いたいと思います(^-^)!
春っていい唄がたくさんあるんだな、と嬉しい再発見が出来たひとときでした。吉岡さん、ありがとうございました!

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[659] Re[2]:ミサイル問題の喧騒の中、「にほんのうた」第三集を聴く

投稿者
H.T
投稿日
04/06 00:43

すみません!さっきの吉岡さんへの論を見直して気づいたのですが、私、滝廉太郎さんの「荒城の月」を 変換ミスで「高城の月」にしてしまっていました。寄りによってこの唄を間違えるなんて..。
天国の筑紫さん、ごめんなさい!
私、この唄が大好きなんです!中学生の頃、親戚の叔母がくれたオルゴールの曲が「荒城の月」でそれ以来、ずっと好きです。その頃は「荒城の月」は大人の唱歌だなぁという風に思っていました。そして大人になってからもなぜか好きで、この唄は自分でも不思議に思うくらい、聴くたびに新鮮で、もの悲しさの中に透きとおった感じがあって、やっぱり夜桜が似合う唱歌だなぁって思います!
元サニーデイサービスの曽我部恵一さんの声ととてもよく合っていて、感動しました。他にも、ううあからムッシュかまやつさんまで(しかも春の小川!)あらゆるジャンルのアーティストが参加している所も坂本龍一さんのすごいところですね!吉岡さんのお話を伺ううちに、私も世界の坂本龍一さんの音楽に対するしんしな姿勢に共感し尊敬の気持ちでいっぱいになりました。吉岡さん、これからも、いろんなジャンルの音楽のお話をお聞かせ下さい。いつもお忙しい中、小さな意見をきいてお返事を下さって、感謝の気持ちでいっぱいです。今回は変換ミスの為、連続投稿してしまい申し訳ありませんでした。

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[660] 坂本龍一さんと浦沢直樹さん

投稿者
WEB多事争編集委員 吉岡弘行
投稿日
04/06 00:55

 坂本龍一さんのジャパン・ツアーの初日に楽屋でご挨拶した話をしましたが、その中に漫画家の浦沢直樹さんの姿もありました。
 浦沢さんは出版されたばかりの『PLUTO~鉄腕アトム「史上最強のロボット」より』第7巻をプレゼントされ、キョージュは大喜びでした。
 小学館のビッグコミック・オリジナルに連載されてきたその『PLUTO』が、いよいよ最終回を迎えました。(ちなみにオリジナルは麻生首相も愛読していてゴルフ漫画『風の大地』がお気に入りだとか。また小沢党首もジョージ秋山さんの『浮浪雲』が大好きで、“小沢選集”が出ているほどです)
 最終話の最後で戦いを終えたアトムが「憎しみからは何も生まれない・・・」と呟きます。
そしてお茶の水博士に「博士・・・憎しみがなくなる日は来ますか?」と問いかけ、博士は「わからない・・・そういう日が来るのを願うだけだ・・・」と答えます。
 そういえば監修した『非戦』(幻冬舎・2002年刊)という本の中で坂本さんは次のようにおっしゃっていました。
「ぼくは思う。暴力は暴力の連鎖しか生まない。本当の勇気とは報復しないことではないか」

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[664] Re:坂本龍一さんと浦沢直樹さん

投稿者
H.T
投稿日
04/06 07:50

浦沢直樹さんの作品は「モンスター」「20世紀少年」「PLUTO」にハマりました。どれも大変魅力的な作品でした。「20世紀少年」は映画3部作が上映中ですが、そちらもいいっ!配役も、それぞれのイメージが原作によくあっていて、特に豊川悦司さん演じるオッチョと、常盤貴子さんのユキジは最高です!!ユースケも良かったです。皆様の感想がずっとききたかった邦画のいちおし作品でした。もし観られた方いらっしゃいましたら、感想お聞かせ下さい!
昨日は「サンデーモーニング」の「風をよむ」のコーナーでもソマリア派兵など戦争の事について触れられていましたが、そこで、「しょうがないから参加する」という考えについて議論があり大変考えさせられました。流されて「しょうがなく」というのが一番恐ろしい事なのでは?「本当の勇気とは報復しないことではないか」という坂本龍一さんの考え方に、賛成します!!

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[663] Re:極私的、坂本龍一サポーターズ・ツリー!

投稿者
αβ
投稿日
04/06 01:22

様々な「連鎖」がありますが、
それをテーマに坂本龍一さんが手掛けた面白い試みがウェブ上で公開されているのを見つけました。

http://creativecommons.jp/features/audio/chainmusic/

「連鎖」を作るのは「憎しみ」だけではないということでしょうか?

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