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- ▼-西松建設事件~「国政調査権」使い解明を! [WEB多事争論編集委員 吉岡 弘行] (03/12 16:57)
- ├Re:西松建設事件~「国政調査権」使い解明を! [αβ] (03/13 00:21)
- │├訂正 [αβ] (03/13 00:51)
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- ├Re:西松建設事件~「国政調査権」使い解明を! [りんりん] (03/13 09:41)
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- ├Re:西松建設事件~「国政調査権」使い解明を! [ton_paris] (03/17 02:03)
- ├秘書起訴も小沢代表は「続投」表明~「説明責任」をめぐって [WEB多事争論編集委員 吉岡 弘行] (03/25 08:44)
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- │└Re:秘書起訴も小沢代表は「続投」表明~「説明責任」をめぐって [ton_paris] (03/28 14:39)
- │ └Re[2]:秘書起訴も小沢代表は「続投」表明~「説明責任」をめぐって [伊賀 敏] (03/28 17:15)
- │ └今回小沢氏がやった画期的なこと [ton_paris] (03/30 03:08)
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- └Re:西松建設事件~「国政調査権」使い解明を! [伊賀 敏] (04/07 10:24)
[385] 西松建設事件~「国政調査権」使い解明を!
- 投稿者
- WEB多事争論編集委員 吉岡 弘行
- 投稿日
- 03/12 16:57
西松建設から有力政治家への違法献金事件について、このサイトで様々な論が交わされています。「検察権力の乱用」や「政治的意図」についての反応も多く見られます。違法献金の発覚から10日が経過しましたが、今一度、事件の性格を整理し、新たな観点から問題提起をしたいと思います。
アメリカでオバマ大統領が就任演説を行った1月20日にさかのぼります。
この日、日本では西松建設の前社長が逮捕されました。容疑は海外から裏金7000万円を不正に持ち込んだ外国為替及び外国貿易法違反。この過程で、西松建設は、
過去5年間で20億円もの裏金を操作していたことが明らかになり、政治家へのワイロとして使われた可能性が疑われました。今回の事件は、まず、この点をスタートにしなければならないと方向性を見誤ることになります。
つまり20億円というとてつもないカネがどう使われたのか、「国民には知る権利」があるということです。そして「三権」はこれを解明する義務があります。
ですから検察がこの事件を徹底的に解明し、裁判所が判断を下すことは国民にとってはプラスであるということを言いたいのです。「司法(検察庁・裁判所)が正義か否か」を論じる以前に、「事実」が明らかにされるべきでしょう。
その意味で、あらゆる統治機構の中で、最も国民に近い存在である「国会」も積極的に調査をすべきです。
憲法62条は、衆参両議院の「国政調査権」を定め、議員が国政上の情報を自らの権威で収集しうる権能を有することをうたっています。
この権利の「性格」については、①41条の「国権の最高機関」性を根拠とする「独立権能説」と、②その「立法機関」性に重点を置いた「補助権能説」があり、②が多数説とされています。
そして、このことから「国政調査の範囲と限界」という議論が長年戦わされてきました。その性格をどう捉えるかによって、たとえば検察が進めているの捜査事案について、どこまで国政調査が並行して許されるのかといったケースです。
私は「性格」よりも、その調査が他の機関の権限や独立性を脅かすような方法であるかどうかをもって判断すべきだと考えます。つまり一概に「並行調査」を否定するのではなく、むしろケースバイケースで国民の目線にたったより積極的な国政調査権の行使を求める必要性があるのではないかと思うのです。
今回の事件では、総選挙が近いということで「検察の政治的意図」がクロースアップされていますが、むしろ総選挙の投票際の材料のひとつとして、20億円のカネの使途を徹底的に明らかにしてほしいと考えます。1976年のロッキード事件以降にしばしば行われてきた国会による「並行調査」、具体的には「特別調査委員会」の設置と運用を強く求めるべきではないでしょうか?
[388] Re:西松建設事件~「国政調査権」使い解明を!
- 投稿者
- αβ
- 投稿日
- 03/13 00:21
小沢氏や二階氏はあくまで「氷山の一角」ということですね。ニュース等で確認した限りでは、二人が受け取った金額は裏金の一割程度だったと思います。残りの資金は誰の手に渡ったのか、非常に気になります。検察がその詳細を握っているにも関わらず公にしないのであれば、「国政調査」も一つの対抗手段ですね。
ロッキード事件の際にも、賄賂を受け取ったにも関わらず起訴されなかった人物がいるそうですね。政治的な圧力が司法の力に勝ってしまったということでしょうか。そうだとすると、政治は当時から本質的に何も変わっていないということになってしまう気がするのですが、同じことの繰り返しで進歩がないというのでは問題だと言わざるを得ません。
[394] Re[2]:西松建設事件~「国政調査権」使い解明を!
- 投稿者
- ひろ
- 投稿日
- 03/13 10:30
西松建設は政治団体を隠れみのに企業献金を行っていた
二つの政治団体を隠れみのにし、国会議員らに企業献金をしていた問題で、元幹部は調べに対し「現在の国沢幹雄社長が団体設立を主導した」と説明。二つの政治団体は2006年の解散までに計5億円余りの会費を集め、与野党首脳らへの献金やパーティー券購入で計約4億8000万円を支出していたとされる。
西松建設より資金提供を受けた主な政治家
【資金提供を受けた主な政治家(04~06年)単位:万円】
自民党 民主党 改革クラブ 自治体首長
二階派 838 小沢一郎 2400 渡辺秀央 200 広瀬勝貞大分県知事 100
藤野公孝 400 山岡賢次 200 石川嘉延静岡県知事 100
尾身幸次 400 阪口善雄吹田市長 100
藤井孝男 400 矢田立郎神戸市長 30
森喜朗 300 村井仁長野県知事 20
山口俊一 200
加納時男 200
中島真人 200
川崎二郎 140
林幹雄 140
山本公一 100
古賀誠 16
渡辺具能 14
注:提供額は政党支部分も含む
参:日刊ゲンダイ2009年1月16日掲載記事を基に作成
[391] Re:西松建設事件~「国政調査権」使い解明を!
- 投稿者
- りんりん
- 投稿日
- 03/13 09:41
ロッキード事件の「灰色高官」
リクルート事件の「未公開株」受領政治家・・・・
今回も小沢・二階以外にもっと多くの政治家が献金の恩恵にあずかっている気が
します。
全容解明、してほしいです。
検察の捜査と政権交代は関係ありません。判断するのは有権者ですから・・・
[418] Re[2]:西松建設事件~「国政調査権」使い解明を!
- 投稿者
- WEB多事争論編集委員 吉岡 弘行
- 投稿日
- 03/15 17:25
今日付け(3月15日)の「毎日新聞」の3面に『西松事件 国会素通り』という記事が掲載されました。
「違法献金事件について参院予算委では少数派の共産・社民両党が取り上げただけで、民主党は5日の質疑から12日までに15人が質問席に登場したが、小沢氏の問題はおろか、同様に違法献金疑惑を抱える二階経済産業相に対しても誰一人追及しようとしなかった。事情は自民党も同じだ」
このように事実関係をふまえた上で、記事は次のように続きます。
「政治家にまつわる金銭スキャンダルは、国会論戦のハイライトであり続けた。
特に野党第一党は国政調査権に基づき、関係者の証人喚問を要求するのが常だった。衆院での証人喚問対象者について本紙(毎日)が集計したところ、ロッキード事件は26人。リクルート事件では4人。東京佐川急便事件での喚問は9人。」
この中には、中曽根康弘、竹下登、細川護熙の歴代首相が含まれています。
そして記事は「これらは野党による政府・与党攻撃の舞台であると同時に、政治資金規正法の度重なる改正など国会による自浄作用をもたらしてきた」と指摘しています。
「検察の国策捜査」とか「バランスをとって自民・民主から2人」とか、論評するのは簡単です。そうした評論は、むしろ、ことの本質を避けようとする乱暴な議論になるのではないかと危惧します。
国会も我々も、もっと根本的かつ建設的な議論をすべきでしょう。
麻生総理は「今のところ政治資金規正法の改正を考えていない」といった趣旨の発言をしています。せっかくリーダーシップを発揮できるチャンスなのに、予算を優先することと総選挙のタイミングのことで頭がいっぱいのようです。
小沢代表も「政権交代が私のすべて」などと感情論に終始していて、説得力は皆無。代表辞任に賛成が5割を超すなど世論の目は小沢氏に厳しいのです。
献金の対象は自民党がはるかに多いのです。
リーダーの采配次第ですが、野党第一党の民主党は、「国政調査権」を使って、本来の論戦を挑むべきだと思います。いつもは舌鋒するどい民主党の論客(「ミスター年金」氏とか・・・)がだんまりを決め込んでいるのは、党内事情を察した上でも、とっても奇異に映ります。
[444] Re:西松建設事件~「国政調査権」使い解明を!
- 投稿者
- ton_paris E-MAIL
- 投稿日
- 03/17 02:03
今回の事件は、与野党両党に事件の疑惑があり、両党ともに積極的に国政調査権を使用しない理由はよくわかります。しかしそのような状況でこそ、あえてそういった行動に出たとき国民の評価はかわるのではないでしょうか?
このままだと、何かよくわからないうちに、小沢党首だけが立件されて、あとはうやむやになってしまいそうで、それが私が一番心配していることです。そのような結果に終わると後に残るのは政治不信だけで、今後の改善策や党内部の改革も行われす、これまでと同じように必ず再び同様の事件がおこることでしょう。これでは国民にとって何のメリットもないと、以前別のツリーにも書き込みました。
平行調査がどこまで許されてその限界がどこにあるのかについてなど、詳しいことはよくわからないのですが、国策調査という疑いを否定する意味でも自民党は特に国政調査権を使用して、徹底的に膿みを出すべきだし、民主の方も自ら体質を改善し、新しく生まれ変わった方が政権交代可能政党として認められるのではないかと思います。
ところで話は、少しテーマとずれますが、今回の吉岡さんの意見のような視点に立ってのマスメディアの報道を私は今回いまだみておりません。私自身が新聞やテレビを豆にチェックしている訳でないからかもしれませんが、私がメディアに望んでいるのはこのような視点に立った、冷静な報道です。
表面的な見方や些末なニュース、各議員のどうでもいいオフレコ発言を聞きたい訳ではないのです。
きちんとした判断情報をできるだけ多く提示し、その意味をふまえて国民に考えさせるニュースであって欲しいなと思います。それにしてもこのような報道がマスメディアでは不可能なのだとしたら、それはなぜなのでしょうか?
そしてネット上ではなぜ可能なのか?
別の機会に吉岡さんのお考えをお聞きしたいところです。
[544] 秘書起訴も小沢代表は「続投」表明~「説明責任」をめぐって
- 投稿者
- WEB多事争論編集委員 吉岡 弘行
- 投稿日
- 03/25 08:44
公設第一秘書が起訴された24日夜、民主党の小沢代表は会見で代表を続けることを明らかにしました。
今回の起訴で私がまず注目したのは、東京地検の次席検事と特捜部長が同席で、公判請求の理由を記したペーパーを読み上げる異例のマスコミ対応をしたことです。次席検事は「政治資金規正法に照らして看過しえない重大かつ悪質な事案」と説明しましたが、「悪質な事案」について説明を求められた特捜部長は「公判で明らかにする」と繰り返すのみだったといいます。
そんな説明をするくらいなら従来の慣行を破ってまでペーパーを配る必要はないと思います。むしろ「国策捜査」批判への検察の過剰反応ではないでしょうか?私なら淡々と起訴事実を発表します。
今回の事件では検察と小沢氏の双方に「説明責任」ということが盛んに言われています。
私はこのサイトで「日本の検察もカメラの前で説明をする時代が来たのではないか」と提言しました。実際、起訴に先立って司法記者クラブは東京地検に対し、事件の処分の際にテレビからも入れた記者会見を開くよう申し入れたそうですが、検察側は拒否しました。その点でも今回の東京地検の対応は中途半端のそしりは免れません。
米コロンビア大学のジェラルド・カーティス教授が「検察には説明責任がある。記者会見をして説明できることは説明し、話せないことは話せないと言えばいい。肝心なのは、国家権力を行使する機関の姿が国民に見えることだ」(3月12日付け朝日)と説き、これに対して元東京地検特捜検事の堀田力氏が「検察に説明責任はない」(3月20日付け朝日)と題した文章で反論しています。
堀田氏は、カーティス教授の論述が、①「(政権交代がとりざたされる)微妙な時期に」②「形式犯で」異例な逮捕をしたという理由に基づいていることを挙げ、①については「選挙の期間中などよほど特別な事情がないかぎり、端緒が得られれば進めるべきだ」と説明。②については「献金の規制は国民の望む政治の実現のために重要な役割を担っており、その違反を『形式犯』の一言で軽視するには、その意義はあまりに大きい」として「検察に説明責任はない」と断じています。
②についてはそうでしょうが、①への反論はかなり大雑把で、緻密な堀田氏らしくないと思います。9月までに確実に総選挙があり、解散権は首相の専権事項です。起訴から判決公判の間に解散がないという保証はありません。
年が明けてから一般的に政治家は「臨戦態勢」で、広い意味で「選挙期間中」と言ってもいい状況なのは、堀田氏も十分承知のはずです。
私は今日25日付の毎日新聞の小川一社会部長が書いた「検察は説明責任果たせ」という記事に共感します。
「検察は起訴する権利を独占する。『公正ではない』という批判など許してはならず、批判が出たこと自体に襟を田だし反省しなければならない存在だ。検察の威信、検察への信頼は社会にとってなくてはならないものだ。だからこそ、事件の意味と意義について、今こそ率直に語るべきだ」要約するとこんな内容です。
小川部長は、実は私が駆け出しの警視庁捜査一課担当のころ、毎日の一課担当のキャップで、色々と学ばせていただきました。
だから支持するというのではなく、世の中の多くの人が思っている実に全うな考えだと思ったからです。
同じように私が検察担当の駆け出しだった頃、バリバリの司法記者だったジャーナリストの魚住昭氏は「戦後の検察の歴史のなかで、かつてない政治介入で、今回の捜査は極めて異例」と激しい検察批判をしています。
今後、何が飛び出すか、捜査の展開次第では「そういうことだったのか」と思い直す可能性も無きにしも非ずですが、今の段階では検察の説明不足の感は否めないと思います。
[545] Re:秘書起訴も小沢代表は「続投」表明~「説明責任」をめぐって
- 投稿者
- 伊賀 敏
- 投稿日
- 03/25 09:14
私もカメラが入っていないので「おかしいな」と思っておりました。
情報リーク問題も同じですが、捜査当局の顔が見えないのです。
顔が見えないから、この権力は、国民からすれば「ばけもの」に見えるんです。
国民がおかしいなと思うことは検察はやるべきではありません。
もう1点、これで 23日拘留して、未だに保釈も認めないんでしょう。
これこそが人質司法の批判を受けるいわれでしょう。
逮捕は暴力ですよ。
[549] Re[2]:秘書起訴も小沢代表は「続投」表明~「説明責任」をめぐって
- 投稿者
- 伊賀 敏
- 投稿日
- 03/25 13:01
公判が始まっても、検察側の証拠を不同意とすると、その証拠調べが終わるまで保釈されないんですよ。 弁護士は被疑者のつらさを考えると、不服でも不同意とできないんですよ。 この事実をよく見てください。
[550] Re[3]:秘書起訴も小沢代表は「続投」表明~「説明責任」をめぐって
- 投稿者
- 伊賀 敏
- 投稿日
- 03/25 13:04
痴漢冤罪で1-2年ブチ込まれて、虚偽告訴でした、「ごくろうさん」では、あまりにも人権をないがしろにしていないですか? これが司法の現状ですよ。
[560] Re[4]:秘書起訴も小沢代表は「続投」表明~「説明責任」をめぐって
- 投稿者
- 松尾
- 投稿日
- 03/26 01:48
伊賀さんの司法制度の対する粘り強さみたいなものはいい感じです。
検察側はもっと説明すべきだと私も思っています。
多くの人が納得しないでしょう。
しかし、小沢さんも説明不足の感は否めません。
なぜ、政治に多額の金を必要とするのか。
東北地方の公共事業で、
なぜゼネコンに影響力を持っていたかという情報に対する説明もありませんでした。
知らなかったというのも、違和感があります。
両方にもっと説明する必要がある。
でないと、今のところ何が何だか分からないし、
判断のしようがないというところではないでしょうか。
[563] Re[5]:秘書起訴も小沢代表は「続投」表明~「説明責任」をめぐって
- 投稿者
- 岡部
- 投稿日
- 03/26 10:23
東北ゼネコンと言ってますが、沖縄利権はもっと大きいですよ。
こちらは、まったく手をつけない。
説明責任はこちらにもあると思います。
[564] 今真に「説明責任」を果たすべきは
- 投稿者
- ひろ
- 投稿日
- 03/26 10:36
小沢問題が唯一の日本の大問題点であるかのような論争を色んな人が展開しているが小沢代表に限らず多くの政治家(与党自民党を中心とした)が企業・個人献金を受けて政治活動をしてきたことは周知の事実である。
特に田舎になればなるほど「〇〇道路、〇〇橋、」といった政治家の名前の付いた公共物があるのもみんな先刻ご承知。国会議員は地元への利益誘導政治をする人が大政治家と賞賛されてきた。
それを小沢代表一人に目標を絞りこの人をたたきつぶせば、民主党をつぶせば、全ていま日本が抱えている諸問題は解決するかのように錯覚を与えて、真に大切な問題が隠蔽されようとしている。
真に「説明責任」を果たすべきはこれだけ小沢代表と。民主党に焦点を絞り、集中的に偏向報道をして国民の視点を完全にずらして世論を作り変えてしまった、マスコミにある。何故このように一点集中した報道が全マスコミでなされるのか。
国民に正常な判断をさせるためにもっと公正な報道がされるべきではなかったのか。このような報道の在り方が本来マスメディアの持っている使命感なのか、是非とも説明責任を果たしてもらいたい。
敢えて言えば映画の「大統領の陰謀」に出てくる記者やその所属する新聞社の報道姿勢が、ニクソン大統領のウオーターゲート事件との絡みで真相報道の命をかけた報道をしていく、映画とは言えこれこそ真のジャーナリストとしての精神であり心であり、矜持だと思う。
改めて今の日本に求められるは真実を手を抜くことなく、自らの手足を使った取材情報で国民に正しく情報を伝えることにある。
[565] Re[5]:秘書起訴も小沢代表は「続投」表明~「説明責任」をめぐって
- 投稿者
- 伊賀 敏
- 投稿日
- 03/26 13:01
いつもありがとうございます。
私、検察、警察、のファンなんです。 検察、警察は国民の敵ではなくて、大切な大切な国民の財産なんです。
戦後のイラクやロシア、オセチアなんかを見ていても、国民を守ってくれるのは検察、警察なんですよ。 国民にとってなくてはならないものなんです。
その大切な、国民から大きな期待を寄せられている検察や警察が、これは一体どうしたんだ、と思うほど情け無い状態です。 恥ずかしくないのかと問いたいです。 天皇陛下は親で、国民は子供です。 親を思わない子供はいない。 子供を思わない親はいない。 天皇陛下が検察、警察、裁判所に「国民のことをよろしくお願いしますよ」と言われているのに、彼らはそれを裏切っているんですよ。 これは許されないことです。 全員、腹きり物です。 是非、立ち直ってもらいたい。 立ち直らないといけないんです。 天皇陛下も国民も、彼らに正義を求めています。
微罪で、逮捕拘留、起訴、裁判、、、結果、罰金10万円では、、、
いちいち25kmオーバーで捕まえた国民全員を裁判できますか?
認めれば、大目に見て、抗弁すれば、反省が無いというのもひどいもんです。
やってないから、やってませんといえば、重罰にしてやるというのは?
ホリエモンや村上でも、そこまでやるかというほど常軌を逸しています。
司法の思い上がりはマスコミが批判すべきです。
[577] Re[6]:秘書起訴も小沢代表は「続投」表明~「説明責任」をめぐって
- 投稿者
- けんさん E-MAIL
- 投稿日
- 03/27 13:18
門外漢ですから、裏の事情や情報は知りません。ただ、飲んだくれ中川といい、金に汚い小沢や二階という党派を超えた警察官僚の行動を見ていると、官僚vs政治家の戦争ですね。
人事院のなりふり構わぬ総攻撃! 選挙を前に政治不信を煽り立て、そんな政治家を信用するより、この国を動かしているのは、官僚だ! と言いたげな一連の動き。
それにまんまと乗せられているのか、裏で手をつないでいるのか真実は分からないが、マスコミの動きもステレオタイプ。井上波さんがおしゃる「正しい戦争はない!」その通り!
醜い戦争を党利党略だけで、報じるのはいささか情に報いない情報のあり方のように思える。
[584] Re:秘書起訴も小沢代表は「続投」表明~「説明責任」をめぐって
- 投稿者
- ton_paris E-MAIL
- 投稿日
- 03/28 14:39
今回の検察の捜査については、私も非常に疑問に思っています。
まず逮捕というものがいかなる場合において行われるべきものか?
についてです。
当初、このような時期に、野党第1党の公設秘書を逮捕するのであるから、検察はよほどの証拠をつかんでいるのではないか?と考えられていました。しかし結局のところ、当初言われていた虚偽記載のみでした。
小沢党首の西松建設に対する便宜供与いわゆるみかえりの事実はなかったことになります。しかし中身はどうあれ、このような軽微な罪でしかもはっきりした証拠もなく逮捕ということになれば、これは大問題です。
これがどのような重大な意味をもっているのか、ほとんどの国民はわかっていないと思います。つまりこれが認められるとなると、ちょっとでも疑いのあるものは、どんどん捕まえてもよいということになってしまします。
そもそも虚偽記載についても、今回は意図的にやったということになっていますが、単なる間違いでということだってあると思います。しかしその違いは本人が単なる間違いですといってしまえば、訂正すればいいだけのものではないでしょうか?その辺りが法律に基づいて行われているとはとうてい思えない状況です。だから説明しろということなのだと思います。
そしてもうひとつ問題なのは、では同様の疑いのある自民党の方はどうなのかということです。こちらについても同様の捜査がなされるべきだし、されなら小沢さんの問題とどこが違っているのかきちんと説明するべきです。
私は結論としては、これは法律論的に言えば、小沢代表は辞めるべきではないと考え直しました。ここでやめてしまえば、これは検察がすべての上にたって政治家はその言いなりという構図になってしまうおそれがあります。そして官僚機構の恐ろしいところは一度やってしまうとそれが既成事実と成って次からは同じことが簡単に行われるということです。
今報道では小沢代表がやめるべきという話が取りざたされて国民の6割近くの人がやめるべきという報道がさかんですが、これも冷静に受け止めるべきではないでしょうか?
まずここは法律論をきちんとして、本当に今回小沢代表がうけた検察の強引手法が妥当なものであったのかどうか?その問題が決着してから政治論に入るべきだと思います。
それはなぜかというと、今後裁判員制度というものが実施されます。政治問題としてこういった問題が検察の意図にもとづいて行われるということはこれまでにもあったのかもしれません。しかし裁判員制度のもとで、検察側のリークや、このようなあまり問題が整理されない状態での世論調査を、正しい世論として報道されることは非常に危険なことだと思います。そしてもっと問題なのは、マスコミは、この辺りを積極的に報道しなくなっているという事実です。
今回の問題は実は民主主義の根幹にかかわる重大な問題を含んでいます。そして民主主義が壊れるのは、表面的な騒動の間にこのようにひっそりと進んでいくということを、もう一度昭和史を振り返って検証することが必要なのかもしれません。
[585] Re[2]:秘書起訴も小沢代表は「続投」表明~「説明責任」をめぐって
- 投稿者
- 伊賀 敏
- 投稿日
- 03/28 17:15
検察が言うには悪質なんだと説明してましたが、それなら検察の捜査報償費の不正流用問題は悪質ではないのかと聞きたい。
この際、小沢氏も自民党、森氏、尾身氏、二階氏、その他多数、漆間氏、検察首脳、新聞社の各代表、すべて辞めていただきたい。 それでこそCHANGEになるのではないだろうか。
これらは今、国民にとって不必要な人たちです。
[597] 今回小沢氏がやった画期的なこと
- 投稿者
- ton_paris E-MAIL
- 投稿日
- 03/30 03:08
今回の疑惑で、私は当初マスコミが小沢氏の報道を意図的に集中的に行っているように見えました。しかし、これは間違った認識でした。同様の疑いをかけられた自民党議員の報道は全くなく、なぜマスコミは小沢氏だけをしかも問題があるごとくに報道しているのか?なぜ自民党や、検察の問題に言及しないのか疑問に思っていました。しかしその背後には小沢氏のみがマスコミに対して開いた姿勢をとっていたのだという事実をしったのです。
ジャーナリストの上杉氏によると小沢氏は、記者クラブではなく、すべての記者に対して開くべきだと考え実際に記者会見も時間の許す限りどんな相手の質問に答えているそうです。一方自民党の議員はというと、どんな質問に対してもいっさい答えないらしい。
また検察は、自分に都合のいい情報はリークによって長洲が不利な材料はながさない。
このような中での小沢氏の画期的な姿勢が、偏向報道という状態を作り出しているのかもしれない。これは皮肉なことである。
現在報道によって不利な立場におかれている小沢氏ではるが、こうした一つ一つの行動は、政治を前に進める上では重要な仕事をしたと思う。
秘書の逮捕という事実だけに左右されす、今後の日本全体の方向性を見据えた上で、小沢一郎という人物をトータルに見ていきたいと思う。
[598] Re:今回小沢氏がやった画期的なこと
- 投稿者
- H.T
- 投稿日
- 03/30 08:25
政治献金問題に対してもまだまだ全くの不勉強なもので、この争論には参加しないでいたのですが、小沢一郎という政治家のテレビでは報道されない、報道に対する姿勢を知り日本の報道について考えさせられました。私のように、テレビでみている事だけを信じていたら、一面だけしか見れなくて物事を見誤ってしまいますね..。
今回の西松建設の献金問題にしても、他にも自民党でも大勢疑惑の人はいるのに、均一的な報道の後ろに隠れて国民には見えてこない。
小沢一郎氏の秘書の政治献金問題についてははっきりはしてほしいです。しかし、均一的報道で今は小沢さんだけが悪者にされて、マスコミも小沢さんを集中攻撃だけど、小沢さんのその姿勢を報道するマスコミがいてもいいんじゃないかと思いました。もっと多面的に物事を伝える事のできる報道番組があれば、視聴者も考えて判断する事が出来るのに。物事は決して白と黒だけで成り立っているのではないんですから。
[599] Re[2]:今回小沢氏がやった画期的なこと
- 投稿者
- 伊賀 敏
- 投稿日
- 03/30 09:48
NETだと見えないものが見えてくる。 そうですね、いったいマスコミは何をやってるんだと思ってしまう。 ついには国民が新聞やテレビから離れてしまう所まで来ています。 彼らはコンプライアンスといいながら、自主規制だとして持っている情報も流さないわけです。 政府や検察はそれを利用している、国民は気づいてしまった。
現実の社会に目を向けてみましょうか。 私の友人の土建屋さんは昔、こう言ってました。 「話し合いは当たり前、それがなければ仕事がない」 すべての工事に談合があったのです。 当然、組合や協会から献金名目で金が動く。 話し合いというのは談合のことです。 しかし不景気が続いて金がなくなってきた。 献金どころか倒産が始まった。 談合は自白すれば、内部告発者は法的に助けてもらえる。 契約内容が透明になってきて談合はやりにくくなった。 結果、受注金額が下がって利益がなくなった。 どのみち倒産です。
政治資金規正法とは関係の無い理由で談合は減りだしたのです。 今、言われているのは時効寸前の古い話。 政治が自浄したのではなく、世の中が変わったのです。
それでも残る利権はあります。 沖縄利権や特殊法人利権、北朝鮮問題にも利権構造はあります。
今、汚れていない政治家は、貧乏で若い政治家では無いでしょうか。 70前後の人は何かあるでしょう。
[601] Re[3]:今回小沢氏がやった画期的なこと
- 投稿者
- H.T
- 投稿日
- 03/30 22:24
伊賀さんの説明とてもわかりやすかったです。ありがとうございました。今のような均一的な報道をずっと続けていては、日本のマスコミは国民の信頼をなくしていく一方ではないでしょうか?マスコミはもっと多面的に報道してほしい。大きな権力に負けないでいてほしい。流れに流されないでほしい。ちょっと立ち止まる事も大事では?筑紫さんのように..。
私はまだ報道に期待しています。
[602] Re[4]:今回小沢氏がやった画期的なこと
- 投稿者
- 伊賀 敏
- 投稿日
- 03/31 01:10
筑紫さんの一番凄い言葉は、
「日本にジャーナリストはいない」でしたね。
外国人ジャーナリストの言葉を借りて23の多事争論で
問題提議されました。
解決しないで死んじゃったよ~~
答えが聞きたかった。
[676] Re:西松建設事件~「国政調査権」使い解明を!
- 投稿者
- 伊賀 敏
- 投稿日
- 04/07 10:24
こういう事件でも、今の日本のマスコミは新しい展開が無いと全く何も発信しなくなるんですね。 検察が黙るとマスコミも黙る、検察がリークするとマスコミが騒ぐ。 国民が冷静に見ているのは、馬鹿検察と馬鹿マスコミ、情け無いお荷物をしょわされて、つらい毎日ですよ。
反戦ビラをポストに入れただけで逮捕、拘留、立件、最高裁まで不当判決。 こんな司法が何故、自民党の議員様たちには、一切、手が出せないのか。 明らかに偏った司法、明らかに警察国家、明らかに民主主義の無い国家です。
かの国と違うのはミサイルを撃つか撃たないか、ここだけではないでしょうか。