週刊争論

[790] 2009年4月のメディアの改編・刷新について

投稿者
WEB多事争論編集委員 吉岡弘行
投稿日
04/12 19:43

 2月にこのサイトで「新聞を読まない首相について」というテーマでメディア論を取り上げました。
 10日の天皇・皇后両陛下のご成婚50年で、麻生首相は三権の長を代表してのお祝いの言葉でまたもや失態を演じました。繁栄を意味する「弥栄(いやさか)」を「いやさかえ」と言い間違えたのです。宮殿の「松の間」で両陛下の前に一歩進み出て、紙を見ずに祝辞を述べたのですが、国のトップが国民の象徴に対してこれでは情けない限りです。歴史的な誤った日本語事例として残ってしまいました。
 今回のテーマは、別です。
この春、テレビ局はもとより、新聞各紙は紙面の改革をしました。
若者の活字離れ、従来の読者の批判やあきらめ、ネットへの対策などを意識してか、より企画性、独自性、署名性を重視した刷新がすすんだように感じます。
 改編・刷新から2週間、皆さんはマスメディアのこうした動きについてどのように感じられたでしょうか?ぜひご意見をお寄せください。

★上記、記事において「歴史的な誤読」と評したのは撤回します。また、その後  に調べましたら、歌舞伎の演目などに「弥栄」を「いやさかえ」と読む例もあり ました。麻生首相がそうしたことを踏まえて、慣用表現の「いやさか」ではなく 「いやさかえ」と天皇・皇后両陛下へのご祝辞で申されたのであれば、当方の誤 りです。礼を失しました。訂正しお詫びいたします。

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