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- ▼-13日・ヒラリー氏 拉致被害者家族と面会へ [WEB多事争論編集委員] (02/13 17:34)
- ├Re:13日・ヒラリー氏 拉致被害者家族と面会へ [ton_paris] (02/16 08:16)
- └Re:13日・ヒラリー氏 拉致被害者家族と面会へ [磯永征司] (02/16 15:52)
[6] 13日・ヒラリー氏 拉致被害者家族と面会へ
- 投稿者
- WEB多事争論編集委員
- 投稿日
- 02/13 17:34
拉致被害者の家族会・救う会と拉致義連は、アメリカ・クリントン国務長官と
家族会との面会実現を求めていました。
これに対し、河村建夫官房長官は、
「(面会は)必ず実現すると思っています」と発言。クリントン長官と家族会
との面会は17日に実現する見込みとなりました。拉致問題に対する、国際社会、
日本政府の動きについて、皆さんはどう思いますか?
[22] Re:13日・ヒラリー氏 拉致被害者家族と面会へ
- 投稿者
- ton_paris E-MAIL
- 投稿日
- 02/16 08:16
いったい政府や自民党は、この後この膠着した拉致問題をどのように動かしていくつもりなのでしょうか?具体的なヴィジョンや戦略なしにただ面会しても、ブッシュのときと同じようにパフォーマンスにすぎなくなると思います。
アメリカがこの問題に真剣に取り組むとは、やはり思えません。6カ国協議における日本の存在感が小さくなってきている現状では、拉致問題一点で突破できそうにないことは素人である我々国民の目から見ても明らかです。
日本の動きをみていると日本の外交力が発揮できているとも思えず、そのような現状の中で拉致問題の解決はみえてきません。別の有効なカードを持って拉致問題にあたるべきで、アメリガ頼みは、今の六カ国の関係から通用しないとおもいます。
有効なカートは何なのでしょう。他の方々の意見をお伺いしたいです。
[27] Re:13日・ヒラリー氏 拉致被害者家族と面会へ
- 投稿者
- 磯永征司 E-MAIL
- 投稿日
- 02/16 15:52
まず、現在の課題。拉致生存者および死亡者の再度の充実した調査。生存者がいるなら、明らかにし、本人の意思に従い処理する。死亡等の場合は遺骨が確認できれば返還、確認できなければ先の志望者も含めての再発防止を伴う慰霊碑および、国家としての謝罪。
拉致運動の問題。しかし、「家族会、救う会、議員連」のこの運動は、元・家族会の副代表の蓮池透氏が勇気を持って発現をされ始めているが、およそ救う会の本来の姿から変質している。「拉致家族を救う運動は、段々とズレ、いまや、拉致家族を救うことよりも、北朝鮮敵視、糾弾のみの政治運動に変質している。わたしは、当初は救うという一念でやってきたが、段々そうなり、違和感を感じはじめ、いまは距離を置いている」と彼は発言し、書いている。
しかも、ならず者国家、大量兵器を持つ危険な国と大嘘をついて、国連も無視しイラクへ侵略戦争を仕掛け、メチャメチャにしたブッシュ前大統領の助けをお願いすると言う信じられない矛盾行動をさせている。本来の家族を救い出す純粋な運動に帰ることが先決である。また、日本政府もそれに徹し、政治的、軍事的に利用するようなやり方は改めることが先決である。
どこまでアメリカがやってくれるかと言う問題は、日本が攻められてきた時に本当に日本を米軍は守るか、と言う設問より、実現性は弱い。また、反面、そうであるからジェスチャー程度に動き、恩を売る、日本の信頼を勝ち取ると言う事で、動く可能性もある。
しかし、根本問題は、北朝鮮とは、日本もアメリカも戦争を正式に終わらしていない。平和条約が結ばれていないし、正式な国交さえ持っていない。まして、戦争の賠償、被害のホロウもしていない。あまりにも、あつかましいと言うか、誠実さを失している。
日米は朝鮮侵略・併合、アメリカは朝鮮戦争の誤りをきちんと処理することが、日・米の心を実質を持って示すことになる。これなしに、これはこれとして、拉致犯罪は犯罪だからけしからんと言う方式では、誰がそういう立場に立っても可笑しいと思うことであろう。
したがって、共同行動で戦争処理をきちんとする交渉と共に、拉致問題を解決に向け共同すべきである。
観ていると、軍事態勢を維持するには敵がいる。それが北朝鮮だと思われる様に政府は動いている。したがって、本心は解決したくない、やらざるを得ないことだから、ジェスチャー的行動をしているだけで、本当意に「問題」を解決しようとしている様には全く見えない。
まずは、蓮池徹さんが言っているように、ヘギョンちゃんとおじいちゃん、おばあちゃんを会わせてあげることである。時間が無い。「これを止めたのは私です」と透氏は誤りを認めておられる。他にも可能性があるなら、面会からはじめるのが妥当であろうか。