【先週の政界名場面】ミサイルと呼べない政府とは…
2009/04/12 14:54更新
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5日午後、首相官邸で記者団の質問に答え、北朝鮮の長距離弾道ミサイル発射について「断じて看過できない」と強い調子で非難した麻生太郎首相。河村建夫官房長官も記者会見で、遺憾の意を表明したが、ミサイルの呼称をめぐっては、政府が「飛翔体」とするにとどめたことから、与党内からは「なぜミサイルと言えないのか」などの批判が出た。
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記事本文の続き 9日午後、東京都千代田区の日本記者クラブで記者会見し、人気モデルの海老原友里さんが表紙の雑誌を手に「この顔見て名前を言える人?」と、記者団に得意げな表情で逆質問した麻生太郎首相。記者会見では太陽光発電などによる低炭素革命などによる雇用創出を柱とした「未来開拓戦略」を発表。民主党の小沢一郎代表の公設第1秘書起訴の影響もあって、内閣支持率が上昇しているからか、終始ご機嫌だった。
9日午後、衆院本会議場で「定額給付金」と印刷され、お札を模したメモ用紙を手に笑顔を浮かべる麻生太郎首相。メモ用紙は記されている金額が1人あたりの給付金額である1万2千円で、麻生首相の似顔絵も描かれている。定額給付金の給付は全国各市町村で始まりつつあるが、首相らが浮かれるほどの効果は果たしてあるか?
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