マリエン薬局ってどこにあるの？
「マリエン薬局って本当に存在するの？」「ドイツのどこにあるの？」
日本からご利用の方にとって、ドイツ・マリエン薬局がはるか遠い存在に思えていませんか？マリエン薬局は、南ドイツのプリーンという街に昔から実在し、活躍を続ける老舗薬局です。マリエン薬局を訪問して、様子を探ってみましょう♪
出発は、ミュンヘン中央駅から
マリエン薬局のあるプリーン市から一番近い都市は、ドイツ第3の都市、ミュンヘンです。「オクトーバーフェスト」のビールで有名な街です。ミュンヘン中央駅は、お店や銀行などが立ち並ぶ、ドイツでは近代的な造りのターミナル。「これって国際空港？」と思うくらい、立派です。
そんなミュンヘン中央駅から、オーストリアのザルツブルグ行き国際急行に乗車します。ゆったりとした電車の旅。ほのぼのとした田園風景を車窓から眺めながら、心地よく時間が流れていきます。
約1時間で、プリーン駅に到着
ミュンヘンを出発した列車は、まさに「ヨーロッパの田舎」を思わせる、のどかな旅を続けます。旅行客は比較的少なく、地元の学生や若者が乗り込んできては、すぐ次の駅で降りるという具合。地元の生活の雰囲気が感じられる路線です。
そして1時間ほど走ると、プリーン駅に到着！これまで通ってきた駅と比べても、とっても小さな駅舎には、急行の停車駅というのが信じられないような印象を受けますが、れっきとした急行停車駅です(笑)ここまで着たら、マリエン薬局まではあと少し。
ついに来た！ここがマリエン薬局
プリーン駅から車で10分弱の距離、教会脇の小さな道に入ると、正面に見えてくるのがマリエン薬局です。この地域の医療をずっと支えてきた1858年創業の老舗薬局という、荘厳で深い趣を感じさせる建物は、何度もの概観リフォームを重ね、薄いクリーム色とグレーという落ち着いた色合いで、周囲に溶け込んでいます。
入り口付近に近づくにつれ、活気ある薬局内の様子が笑顔や笑い声とともに伝わってきます。重厚さを今に保ちながら、それでいて優しく、やわらかな雰囲気。正面の聖母子像が、訪れる人々を包み込んでくれるようです。
マリエン薬局の中はどんな感じ？
マリエン薬局の正面口は、古い建物だけに意外と狭いです(笑)。そっと外からのぞき込んでみると・・・受付スタッフの人たちが、忙しい中も笑顔で対応しています。
途切れることなく、次々と訪れる人たち。その数を見ているだけでも、長く
この地域の医療を担ってきたマリエン薬局の、信頼度がうかがい知れます。
※サイトで販売している商品は日本向けオリジナルのため、薬局店頭ではお求めいただけません。
※窓口の対応はドイツ人スタッフのみ。使用言語もドイツ語です。ハーブ・ホメオパシー専門スタッフは、通常製薬所にて勤務しており、薬局窓口でご相談をお受けすることはできません。
プリーンの街を、ちょっと散策♪
マリエン薬局の周辺はアルプスの前山地域にあたり、空気がとても澄んでいるので、歩いているだけでも癒された心地になれる地方です。近くにあるキム湖は、ヨットやウインドサーフィンなどのウォータースポーツで夏は大賑わい。とっても小さな街ですが、実は保養地として有名な地で、毎年たくさんの人が訪れています。
でも小さな街だけに、一歩マリエン薬局から奥にはいると、そこはキム湖周辺とは違い、ごく普通の住宅地。観光地化していない素朴な家々が並んでいます。
※一般住宅街につき、周辺住民の方々に配慮のうえ撮影しています。
【おまけ】プリーン観光の人気スポット、ヘレンキームゼー城
キム湖の船着場から、遊覧船に揺られること15分ほどで到着するヘレン島には、プリーン観光最大の目的地といわれるヘレンキームゼー城が建っています。お城までは木々が茂り、馬車で揺られて行くも良し、ゆっくり歩いても良しの、散歩道が続く美しい島です♪
キームゼー城は、19世紀後半、バイエルン国王ルートヴィヒ2世がフランスのヴェルサイユ宮殿を真似て建築したと言われるとおり、外観も内装もとても豪華。未完のままになっていますが、それでもキラキラ光る「鏡の間」などを目的に、多くの観光客が訪れる建築物です。
湖島にあるということをつい忘れてしまいそうになる、お城と庭園。遮るもののない大空からふりそそぐ太陽を、目いっぱい浴びながらカフェを楽しめるスポットです
以上簡単ですが、マリエン薬局とプリーンの街を紹介しました。これで少しでも、マリエン薬局を身近に感じていただけるとうれしいです！