「全国女性議員サミット」に参加した女性議員。左から糸数慶子、小渕優子、紙智子、亀井亜希子、福島瑞穂、古屋範子、円より子の各氏=11日午後、群馬県高崎市 群馬で「女性議員サミット」 少子化、共同参画を討議女性の政治参画推進を目指す「第5回全国女性議員サミット」が11日、群馬県高崎市で開かれ、小渕優子少子化担当相や社民党の福島瑞穂党首ら衆参両院の女性国会議員7人が子育て支援策などをめぐって討議した。会場には地方議員を中心に約530人が集まった。 小渕氏は「少子化問題も男女共同参画も制度、予算ともに不十分。女だけの問題だと思われているうちは前に進まない。世界第2位の経済大国なのに(女性が)やりたいことや結婚をあきらめるのでは豊かな国とは言えない」と述べ、女性が働きやすい環境づくりを進めていく決意を示した。 シンポジウムでは、世界各国と比較して日本で女性の社会進出が立ち遅れている現状が報告され、国会に「クオータ(割当枠)」をつくって女性議員を増やす可能性などを討議。「性別による固定的な役割分担意識や、それに基づく制度や慣行の存在」が女性を政策決定から遠ざけているとして、女性の力で社会を変えようと訴える「サミット宣言」を採択した。 【共同通信】
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