Diary and Column(日記とコラム)
  2009年4月10日記載 最新記事リストの戻る
  市街地道路を覚える早道は地下鉄路線とのマッチング
  日本の人口密集地とする都市には地下鉄が走っている。札幌市営地下鉄、仙台市営地下鉄、東京メトロ、東京都営地下鉄、横浜市営地下鉄、名古屋市営地下鉄、京都市営地下鉄、大阪市営地下鉄、神戸市営地下鉄、福岡市営地下鉄の10事業体だ。いずれも都会と呼べる政令指定都市に存在する。今回の話には関連しないが、民間事業者は東京メトロだけであり、JRもある意味民間であるから、地下鉄のみが唯一の自治体として運営する鉄道交通である。

地下に鉄道を走らせようとした意味合いは、地上部にある建造物などが乱立する市街地にも便利で快適な移動空間を実現するためには地下部しかスペースがなかったという理由なのだろうが、地下に鉄道がある都市は路線数の差はあれど一定水準の都会の証拠といえる。

但し、100万人以上の人口を抱えている政令指定都市でありながら地下鉄が存在しないのは広島市。広島は河川が集中する地形の関係で地下鉄建設は効率的でないという理由から地方都市でよく見られる路面電車がメイン市街地鉄道として活躍中である。路面電車がある都市は数多く、札幌、函館、東京、豊橋、富山、高岡、福井、大津、京都、大阪、堺、岡山、広島、高知、松山、長崎、熊本、鹿児島など20都市に渡って存在しているが、広島は他の都市と違い、路面電車としてダントツの路線数を誇っている。

さて、市街地を走る地下鉄だが、地上のどこの部分の地下を走っているのかは理解している人は少ない。大阪や名古屋の場合は、道路が直線的であり、路線も幹線道路を中心なため覚えやすいが、東京のような9路線もある大都会で、且つ直線道路が少ない東京都心に走る地下鉄路線は、長年住み慣れている人でさえ、どの道路の下にどの地下鉄路線が走っているかを正確に理解している人は少ない。

私自身、副都心線が開通してから、JRの乗車率が激減し、今や地下鉄利用率が格段と上昇し、東京で生活を始めてから15年目を迎えるがようやく地下鉄全路線のうち8割方をマスターするまでに至った。東京では地下鉄全路線のうち8割マスターすれば十分マニアレベルということになるが、そんな地下鉄が地上のどこに下を走っているかを示すサービスがGoogleから開始された。

既にあるGoogleマップの地下鉄路線にチェックを入れると地図上に路線図がカラーで識別される。これを見ると、どの路線が効率的で且つ乗り換えが便利であるかまで視覚的に捉えることができるようになる上、山手線内の都心部のネットワークが点や線、面へと飛躍的に向上する。

私が始めて都市部の道路や地理を覚えるきっかけは地下鉄路線図と道路の関係を理解するところから始まったが、道路が縫うように走る東京都心部道路と地下鉄路線がマッチングさせることができれば、東京都心部の地理知識は飛躍的に向上すると確信している。機械が指し示すナビに従うだけや、単に路線と駅名だけ覚えるのも生活する上では困らないが、路線と駅の場所が地図上のどこに位置するのかまで理解してこそ、地理の深みと価値も増大すると考えている。
   

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