2009/04/11

さくら 降る

Dsc05033_3                            Dsc04123               北国の新潟も桜が満開になりました。

敷島の 大和ごころと 人問わば 朝日ににほふ 山桜かな

きのうは妻のいとこの花嫁が遊びにきました。夫の勤務が原発なので一時間くらい離れた柏崎に住んでます。                         彼女が入ってくるとまるで中国語の洪水になり、妻との話は尽きることがありません。妻も日本の生活をエンジョイしているようにみえます、やがて二人は自転車にのって近くの百円ショップに出かけました。                                         ジーパンと短い革ジャンの間から背中が見え 注意すると 「若者だからいいの!」

フジテレビ50周年歌謡番組を見てたら、殿様キングスがアップで歌ってます。         あまりの老人にびっくり、鏡を見たら私もそうでした。                              「バラが咲いた」をマイク真木が歌うと”つ~ん”と練馬の下宿が思い出されました

先日NHKFMでロシア民謡 「黒い瞳」が流れ                           妻をよく見ると”真っ黒な瞳”です 「あなた なんで見るの」 

若いということはいのです

   ~汝が黒きその瞳  底知れぬ海の色  憧れの汝が瞳 ~

わたしの若さは戻らないけど”昔見た満開の桜”を                                                                                                                                                 また見ているありがたさに感謝しました。                                でも 満開をつかんで 留めることは出来ない                                 この桜も離さねばならない 桜は降る 時は行く

   写真:青い空の桜 * 妻の若い瞳 (私は灰 母は白かった)

2009/04/01

若桜が咲いた

Dh290401010 きょうから4月です 新入社員も張り切って日本中の気分が新しくなる日です。                                           千鳥ヶ淵の櫻も咲き始めました                                                                      そんな新しい気分になってると 中国からフレッシュな写真が届き  ピッピッときたので わたしの独断専行で載せてしまいました。                              こんな日本的な顔は早く「日本人」にしてしまいたいと思って若者を募集します。                                           だれかに決まるのはこの一ヶ月でしょう 韓国にいってしまわないうちに                                                似合いの若桜同士の結婚を見たいものです。                          WBC戦士のように「行動力」と未来を切り開く気力>を期待します

  ウオー シー リーベンレン (わたしは日本人)

写真: 花蓮国際結婚ホームページより

                                                      

2009/03/30

花嫁来日

Dsc05021_2 きのうの日曜日は妻の従妹の花嫁が来日しました。花婿は原発に勤める男性で、12月に結婚して順調な来日です。満席だったらしく新潟空港は出迎えの人間だいっぱいで、中国語が飛び交ってました。          ・                                 花婿が見知らぬオジさんと挨拶してるので聞いてみると、ハルビンの結婚登記所で会ったのだとか 長野県から妻を迎えに来てました。そのオジさんは日本の市役所の戸籍謄本だけもってハルビン登記所へ行き、当然受付拒否で大慌てだったと話してくれました。                                                      花婿は花束を用意していて優しくて気の付く男性です、空港から新潟のとなり町「阿賀野市」に向かいました。阿賀野川の土手道を小一時間走ると山が迫り、彼の集落が見えてきました。                                                       純農村地帯で土手には櫻並木があり 彼の家の庭へと地続きになっています。       人懐こいニワトリが寄ってきて 納屋には田植え機がみえます。                 家の中の茶の間の奥には仏間があり、先祖様の写真が並んでいました。           農家の造りは妻ににも花嫁にも珍しいらしく広い家中を見物してました。                      ここで花嫁の第一歩が始まります、夕方から再び新潟市まで戻って花婿の二人の妹も加わって楽しい歓迎会でした。

写真:花嫁・妻・叔母(花嫁の母)と新潟空港

2009/03/25

妻と見たWBC

165918_c450 や~勝ちましたね                                     ほんとに嬉しいです テレビで各地の喜びの様子を見ていると、人間っていうのは不思議だなあと思います。                            お金や自分の損得だけで動いているもんじゃないと感じます。        五十代のおじさんが涙を出してます 少女が「日本人っていいですね」と言ってます アメリカ在住の主婦でしょう「母国」と書いた日の丸の鉢巻をしてました。                  私の妻も野球のルールが分からないながらも昨夜はイチローのヒットで喜んでました。   印象に残った場面は川崎選手です、昨日延長で凡退に倒れたあとイチローの打席で既にグローブをはめているではありませんか。                               実は今朝の夢に彼が出てきました、「あなた たいしたもんだね もう準備してる」と私が夢で言っているのです。こんなリアルな夢なんてよっぽど印象に残ったんですね。          田中君を胴上げするのかと思ったら 皆で「踏んで」いるではありませんか まるで学生ですねプロの世界なのに 心が熱くなりました 後輩が可愛いのすね、踏まれた彼も嬉しかったでしょう                                                       やはり今世は日本人です。今朝のニュースでイチローが言ってました「日本の為にがんばりました」  日本人ってなんでしょう この島にいま一緒に生まれ住んでいる縁でしょうか。        ・                                                            中国に生まれた妻も喜びました。                                   どうして「ありがとう」と観客が言うのでしょう                               やはり 「ありがとう」が一番 似合うかな! 

・        写真:  IZA 産経 より                                      

2009/03/23

和幸のとんかつ

Dsc05016 90歳の父が妻を気に入ったらしく 今週も昼食に誘ってくれました。        車に母と四人で乗ってJUSCOショッピングセンターに出かけました。     ・                                             車のなかの冗談で「玲子が今日の食事代はお父さんが出すかどうか聞いていましたよ」                                           父が「ああ 払いますよ」と言うと、                                     妻があわてて顔を赤くして「わたしそんな事言わない!」「事実と違う!」と打ち消します。  チョッと日本人にない表現をします その違和が私にとってかわいいのです。                                                     こんな会話のやりとりを楽しみながらジャスコに着きました。                   日曜日ということもあって 駐車場も満杯、レストランも順番待ちでいっぱい並んでます。                       これも普通の家族の楽しみと割り切って並びます。                          和幸のとんかつを食べる事にしました。                               若い頃は肉が大好きだったのですが今は・・妻を見るとパクパク食べてます。         二十代の青春なんだとながめました。                                      母が父を見て「老人は直ぐ むせるんだよ」と言いながら自分が喉につまらせてます     私も「くち」からポロッ・・ 妻がすかさずハンカチ                              となり席の若夫婦が「ご飯おかわりください!」

    写真: 楽しい日曜日 「とんかつ和幸」

2009/03/19

残念

Photo_2 きのうWBC野球が韓国に負けましたね。                      先回の「落日燃ゆ」で中国の国際結婚業界で日本人が没落して韓国人が伸びてきていると書きました。                              野球でも悪夢が実現してしまいました。                      高校球児の憧れ「甲子園」その中のエリートがプロ野球、その選抜が負けてしまったのです。球児 日本人の誇りも打ち砕かれました。                                                      韓国国旗の縁の棒は中国の易経のしるしです。                                 街の易者が筮竹という竹棒を持っているのを見たことがあるでしょう。             右手の持った竹の数が奇数なら「長いしるし」偶数なら「真ん中の切れた」しるしを置きます。左上は三回占って三回とも奇数 右下は三回偶数の意味です。                   三本の棒はそれぞれ組み合わせによって意味があります。例えば三本切れ目がある棒になった場合それは「地」を示し何でも受け入れる女性的意味もあります。母なる大地です

左上から左回りに「天」「火」「地」「水」の意味になり物質の組成をあらわします。       中心の赤と青の円は陰陽を表し、いま流に言えば陰電子と陽電子が回転する「物質核」を示しています。赤穂浪士の討ち入りで大石内蔵助(長谷川一夫)が打つ「陣太鼓」の模様がこれです。                                                      このように韓国の国旗は中国四千年の易経闊達者が作ったのでしょう。            しかし「日章旗」は世界で最もシンプルデザイン、最高の宇宙表象です。

           写真:韓国国旗* 

      ーーー続 先回より*  妻はこう話をつづけました

・   <やっぱり私は日本が好き 韓国なんていや 宝石よりあなた!>        ・   <?・・金婚式にダイヤプレゼントするよ>                         ・   <あなたもういないでしょ バカ>                                       

                                                             

2009/03/17

落日燃ゆ

Photo ・城山三郎の小説のタイトルですが直接には関係ありません。         最近の国際結婚の状況は急速に変化してきています。            日本の落日です                                   二年前までなら42~3歳は中国人女性に好まれる「若者」でした。       しかし先日42歳の男性が見合いをするのに申し込んだら、年とってるいると断れました。  えっ そんなはずはない!と再度問い合わせてもその後同じような事が続いて起きています。 中国側に事情を聞いたら、韓国の若者が毎日たくさん中国に見合いに来ているのだそうです。韓国人は爆弾ビールにウイスキーグラスを落したものを飲み、豪快に交渉し、即決するのです。                                                    WBCの野球でも最大のライバルは今やキューバやアメリカでもなく「韓国」です。              この国際結婚でも韓国に抜かれてしまいました。                                                                                                   いまの中国女性は別世代なのです、二年前の60歳でもOKした女性達はいなくなりました、 ヨン様みたいな若者と結婚できるという「うわさ」は光のスピードで彼女達を駆け巡ります。韓国は「若い」「お金を持ってる」と知れ渡ってしまいました。                                                                  日本の中高年がんばりましょう                                     聖徳太子の言った「日出る国」はもはや「日没する国」に、                    でも もう一度がんばりましょう

妻が言いました                                         <あなたと私の「年の差結婚」は 去年が最後よ 大事にして!>            <韓国の宝石商が結婚してと言ったのよ>                          俺 「・・・」                                                                                    

     写真: 日没する国 JAPAN 

          

2009/03/15

家族ドライブ

Dsc04246 今日は90歳の両親と26歳の妻と62歳の私と珍道中でした。             あさ突然90歳の父が昼飯をレストランでおごると言い出したのです。     これが最後?かもなんて思ってしまうのです。                  妻が長岡の蓬平温泉がいいというので、両親に聞くとそこにするということで、息子も誘うと今日はアルビレックスと鹿島アントラーズの大事なホーム試合とかあっさり断られました。アンバランスな三老人と若者の二組です                     ・                                      写真の蓬平には高龍神社という霊験あらたかな竜神様がいます。                    前世はエジプトの神々の神官だったのかもしれませんが、今世は日本人ですので四人でお参りしました。高い急な石段を妻は父の腕を支えて登りました                                                     妻の拝礼の仕方はチベットの五体倒置のように腰を深く曲げます。 そして素直に日本の神を信じてるようでした。                                          これは日本の神様に好かれて<日本人>としてうまく行きそうだな、私が死んだ後も・・・

90歳の父は今日 母にこう言ったらしいです<息子はやっといい娘を連れてきたな>        私は思わず指を折って数えてしまいました、たこやき繋げたようなジャパニーズ、ルーマニア、フィリピン、、コリア、メキシコ・・・あにょはせよ・マブーハイ・ウーノドス!

   写真:  長岡蓬平温泉 高龍神社* 

2009/03/10

蘇える過去

Dsc04999  Photo Photo_3 Photo_2 ・                                        ・                                   ・                                          ・                                    ・                                             ・                                           ・                          ・ セティ一世この名を聞いても興味の無い方には分からないでしょう                                                                                                                                                                                                   エジプトのラムセス2世といって巨大な石像の写真を一度は見たことがあると思います                                                                             その王の父です、なぜ急にこんな事を書くかといいますと 先週の「世界不思議発見」見ていたらセティ一世の神殿でイギリス女性が前世を思い出して三千年前の巫女の人生を送ったというのです。                                               彼女の名はドロシー・エディ エジプト考古学庁の職員をしていたのですが、この神殿に派遣された時前世を思い出して 古代この王の子を生んだという事を思い出したそうです。10年ほど前の「地球を歩くエジプト」に彼女の逸話が載ってましたが今の版にはありません。   ・                                            彼女の人生がとても気になっていたのですが先週番組で取り上げられたので書くわけです。後半生この葬祭殿を整備して 巫女に戻りエジプトの神々を礼拝して人生を終えたそうです。 もう女はいらないから私もここで暮らしたい?? 

以前エジプト旅行をしたとき、グループの女性がルクソール神殿でハトシェプスト女王のオベリスクの台座に登り 急に古代語らしき言葉をしゃべり始めたのです。             外国の観光客もあっけにとられました。正気に戻った夜 彼女が「あなたはアメンホテプの時代に生きてた」と言うのです。                                     そして先週 MSN産経の記事に「アメンホテプ三世」の像が発見されたと写真が載ってました。現世は中国人の妻と暮らし、前世はナイルのほとりでミイラとなったかな 俺の子はどこだ  

                                                       早稲田大学考古学のHPを見てたら、アメンホテプ三世宮殿の王の寝室の「天井画の復元図」がありました。王の寝室の横に側女?の部屋みたいな小部屋がいくつもあります。   高校時代図書館で全裸のヌビア黒人楽婦が弦をつまびくエジプト壁画を見て興奮したのでした。あの小部屋に居たのかもしれない・・そこで拾った石が今目の前にあります。

私はピラミッドの近くで迷い込み ある一家で羊肉とパン・水タバコをご馳走になりました。アラブらしく主婦は顔を見せません、帰り際に「俺の女房も持っていっていいぞ」だって きっとブスだったのだ・                                             三題目 ナイルの船で朝食を食べたドイツ娘に「僕の30年前の初恋の人の名はゲルトルーデ・ツェヒマイスターっていうんだよ」 と言ったら 「私の名よ」 とニコッ!   馬鹿オヤジ舞い上がるの巻。 40年前  今は閉鎖されたベルリンのテンペルホフ空港、「君の毛はどうして金色なの?」 彼女答えて 「あなたの毛はどうして黒なの」 当時は黒髪がいっぱいあったのです。

   写真:ヌビアの女楽師の図 ** MSN産経記事写真より転載「アメンホテプ3世:ツタンカーメンの祖父です」 **アビドスのセティ一世葬祭殿      

ポアンカレ予想

Photo きのうNHKの宇宙の形「100年の難問 ポアンカレ予想」を見ました。再放送でしたが、また吸い込まれるように興味深く見てしましました。          ・                                その解説によると「ポアンカレ」という数学者が100年前宇宙にロープを巡らせて回収したら宇宙の形がわかると提案したそうです。                       この百年間たくさんの数学者が証明に挑戦したけれど解けませんでした。             ところが近年ロシアのグレゴリ・ベレリマン博士が「ポアンカレ予想」を証明したというNHKの特集番組でした。                                            風呂が大好きな妻は近くの露天風呂もある入浴施設に2時間も入ってうきうきと帰ってきました。私と話したかったらしく 中国で学生の時深夜まで数学を勉強したとかしゃべってましたが、この「ポアンカレ予想」が面白くていいかげんな返事をしていました。           さて見終わったので そろそろ となりの布団に手を入れると  パシッ                      ポアンカレを見るべきだったかそれとも・・・

数学者の全く別の世界があるのを知りました。私が興味を持ったのは<ロシア人>です、世界で最も信用できない民族と先入観がありましたが、「国と個人は違う」とあらためて自分に言い聞かせました。宇宙の秘密を解く孤独な戦いの後、ベレリマン博士は突然行方不明になって世間とのかかわりを絶ってしまったのです。                           妻が背を向けて寝てしまったので、ひとり 博士の事を考えていました・・ ぽあん ポアン ?

   写真:宇宙を数学で解くなんて? どういう事