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寺院土地不正取得:九州誠道会の最高幹部を逮捕 虚偽登記の疑い

 北九州市の宗教法人「八坂神社」前代表らによる寺乗っ取り事件で、福岡県警は10日、電磁的公正証書原本不実記録・同供用容疑で全国に指名手配していた指定暴力団九州誠道会(本部・同県大牟田市)の最高幹部、朴政浩容疑者(52)を京都市内で逮捕した。福岡県警に移送し事件への関与について追及する。

 事件では八坂神社の前代表、武田信玄(のぶとら)(57)ら5被告が同罪などで起訴されている。

 起訴状などによると5被告は07年、被告の1人を福岡市中央区の寺を運営する宗教法人の代表代務者とし、敷地の一部の所有権を被告らの関係会社に移すなど、虚偽の登記をしたとされる。

 武田被告の公判で、検察側は九州誠道会の最高幹部が寺乗っ取りのスポンサー役で、親族の男が被告側の口座に5000万円を提供したと指摘していた。

 九州誠道会は、指定暴力団道仁会(福岡県久留米市)の傘下組織が離脱し06年結成。08年2月に指定暴力団。08年12月時点で福岡や佐賀県などに構成員・準構成員計約450人。06年5月から道仁会と対立抗争を起こしている。

毎日新聞 2009年4月10日 西部夕刊

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