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一木判事が任期終え退官 わいせつ罪で起訴
(04/11 05:02)


 最高裁は10日、高速バスの車内で寝ていた女子短大生の体を触ったなどとして、準強制わいせつ罪で起訴された福岡高裁宮崎支部判事の一木泰造被告(52)が同日限りで任期終了退官したと発表した。裁判官は10年ごとに再任されるが、一木被告は、1度出していた再任願いを事件後に取り下げていた。

 最高裁は3月、「裁判官の威信を著しく損なった」として一木被告の罷免を求め、弾劾裁判にかけるよう国会の裁判官訴追委員会に請求した。

 しかし同委員会は、10日の任期終了までに公判の証拠資料が入手できないことから、審議打ち切りを決定。臼井日出男委員長は「法律の不備ではないか」と不満を述べ、罷免にかかわる審議の結論が出るまで裁判官の身分をそのままにできないか最高裁に検討を求めることを表明していた。

 一木被告は2月8日、熊本県人吉市付近を走っていた高速バスの車内で、隣の座席で眠っていた女子短大生の下半身を触るなどしたとして逮捕、起訴された。

 

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