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2009年03月25日 10時22分01秒
テーマ:ブログ

まず、今後行なわれる「派遣村」的な相談会の情報です。


浜松 「トドムンド浜松派遣村」  3月29日(日)~30日(月)

  東ふれあい公園で開催。主催は生活保護支援ネットワーク静岡など。

  各種相談会、炊き出しほか。

  30日には市役所までのデモや生活保護の集団申請も行なう。

  (「トドムンド」とはポルトガル語で「みんな」の意)


東京 「反貧困フェスタ2009」  3月28日(土)

  千代田区立神田一橋中学校で開催。主催は反貧困ネットワーク。

  シンポジウムなどと共に、各種相談会、炊き出しも行なわれる。

  ※チラシをダウンロードすることができ、会場地図もそちらに載っています。

http://www.k5.dion.ne.jp/~hinky/festa2009/festa2009.html


元BP@闘争中様からの情報提供で、次のような相談会もあります。


http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=15912

鹿児島派遣村実行委員会 29日から4月4日、同市ボランティアセンターで集中相談会、炊き出し無し


http://mainichi.jp/area/gunma/news/20090318ddlk10040118000c.html

「ぐんま派遣村」26日、前橋市 炊き出し有り


http://www.kajocentral.com/event/event.htm

山形29日 派遣切りやめろ!雇用を守れ!大相談会 炊き出し有り


さて。

このエントリーは久しぶりにコメントへのお返事なので、無断転載は固くお断り致します。


最近のコメント欄を読んで不愉快な思いをされているとのことで、大変申し訳なく思います。

特に差別的な表現が著しいコメントや悪意の感じられるコメントについては非公開とし、お返事もしないというスタンスに変えることにしましたが(メッセージボードをご参照ください)、反論が必要だと考えたコメントについては敢えて公開し、どういった点を私が間違っていると考えるのかを指摘するようにしています。

確かに議論のためとは言え、他の方、とりわけ当事者の方が目にすれば精神的苦痛を感じるような表現については、更に厳正な対応をしたいと思います。

ご指摘ありがとうございました。


ただ、私も反論することで相手側の考えが変わることはないとは思っておりますが、他の方が見た際にこういった考え方がある、こういった反論の仕方があるということを知っていただくことにはいくらか意味があるのではないかと考えていました。

ですが、ご指摘をいただいて、私の「反論したい」という闘争心のようなものを優先して、当事者の方の精神的苦痛を脇に置いておくことはやはり間違っていると思いましたので、反論の必要を感じた場合においても、当事者の方への配慮を最優先にした形で対応をしていきたいと思います。


これからもご意見よろしくお願い致します。

新要介護認定について3(連合通信・隔日版より引用あり)

2009年03月24日 17時55分47秒
テーマ:いのちと健康

まず、今後行なわれる「派遣村」的な相談会の情報です。


浜松 「トドムンド浜松派遣村」  3月29日(日)~30日(月)

  東ふれあい公園で開催。主催は生活保護支援ネットワーク静岡など。

  各種相談会、炊き出しほか。

  30日には市役所までのデモや生活保護の集団申請も行なう。

  (「トドムンド」とはポルトガル語で「みんな」の意)


東京 「反貧困フェスタ2009」  3月28日(土)

  千代田区立神田一橋中学校で開催。主催は反貧困ネットワーク。

  シンポジウムなどと共に、各種相談会、炊き出しも行なわれる。


元BP@闘争中様からの情報提供で、次のような相談会もあります。


http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=15912

鹿児島派遣村実行委員会 29日から4月4日、同市ボランティアセンターで集中相談会、炊き出し無し


http://mainichi.jp/area/gunma/news/20090318ddlk10040118000c.html

「ぐんま派遣村」26日、前橋市 炊き出し有り


http://www.kajocentral.com/event/event.htm

山形29日 派遣切りやめろ!雇用を守れ!大相談会 炊き出し有り


さて。要介護認定基準の変更についての続報です。厚生労働省から修正が打ち出されましたが、それを不十分だとする声明を全日本民医連が発表しています。「連合通信・隔日版」2009年3月19日号でその声明の概要が伝えられているのでご紹介します。引用部分は青で表記します。



4月実施の凍結を  要介護認定見直し民医連

連合通信・隔日版  2009年3月19日(No.8170)  p11


 来月から新しいよう介護認定制度の実施を控えるなか、厚生労働省が制度を一部修正したのを受けて、日本民医連は三月十八日、見直しは不十分として新認定制度の四月実施凍結を求める声明を発表した。

 今回の修正は、認知症の人が不適切な財産管理をしても「自立」とする新基準を、家族の事後処理があれば「一部介護」と判断するなどの三点。しかし、日本民医連は「一人暮らしの場合は期待できない」と指摘、「小手先の修正であまりに拙速」としている。

 さらに、認定調査や判定の項目、時間が大幅に削減されていることについても「より軽度判断に誘導する方向」だと批判している。

 そのうえで「今回の修正は利用者・高齢者の不安を解消するものではない」として、四月実施を凍結し、利用者の状況に見合った認定制度になるよう大幅な改善を求めている。



要介護認定の新基準の問題点については、前回エントリー「新要介護認定について2 」でまとめた通りです。こちらには認知症の方の財産管理についての問題は取り上げられていませんでしたが、「新要介護認定について 」でご紹介した毎日新聞の記事では取り上げられていました。

これほど様々な問題がある新基準を4月から適用していいものか、疑問は深まるばかりです。


追記

全日本民医連が3月18日に発表した声明の全部は下記URLで読めます。

http://www.min-iren.gr.jp/kaigo-hukushi/09kaigo-housyu/data/090318_20.pdf


新要介護認定について2

2009年03月23日 10時36分49秒
テーマ:いのちと健康

まず、今後行なわれる「派遣村」的な相談会の情報です。


浜松 「トドムンド浜松派遣村」  3月29日(日)~30日(月)

  東ふれあい公園で開催。主催は生活保護支援ネットワーク静岡など。

  各種相談会、炊き出しほか。

  30日には市役所までのデモや生活保護の集団申請も行なう。

  (「トドムンド」とはポルトガル語で「みんな」の意)


元BP@闘争中様からの情報提供で、次のような相談会もあります。


http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=15912

鹿児島派遣村実行委員会 29日から4月4日、同市ボランティアセンターで集中相談会、炊き出し無し


http://mainichi.jp/area/gunma/news/20090318ddlk10040118000c.html

「ぐんま派遣村」26日、前橋市 炊き出し有り


http://www.kajocentral.com/event/event.htm

山形29日 派遣切りやめろ!雇用を守れ!大相談会 炊き出し有り


さて。「新要介護認定について 」という記事が中途半端な状態になってしまっていましたので、新に新要介護認定の基準の問題点についてまとめたいと思います。

まず、しんぶん赤旗日曜版2009年3月22日号の1面に示されていた判断基準の変更についてご紹介します。引用部分は青で表記します。ちなみに、これは当初案であり、厚生労働省がその後の検討で修正をいくつか打ち出していることは、「新要介護認定について 」で紹介した新聞記事の通りです。


しんぶん赤旗日曜版2009年3月22日号1面より

要介護認定の調査で判断基準が変わる項目の例(当初案)


まひなどの有無

 いま:「日常生活に影響があるかどうか」で判断

 新方式:「日常生活上の支障については評価しない」。例えば腕が肩まで上がれば、まひは「ない:とされる。


座位保持

 いま:目安は「10分間程度」。イスに座る、ベッドに足を下げて座る。

 新方式:「1分間程度」座れれば「できる」に。座り方は問わない。


移乗、移動

 いま:「自分ではまったくできない」人は「全介助」

 新方式:重度の寝たきりで移乗・移動の機会がない人は介助がないとして「自立」


食事摂取

 いま:「中心静脈栄養ですべて介助を受けている」人は「全介助」

 新方式:「中心静脈栄養のみ」の場合、食物摂取ではないとして「自立」


歯磨き、洗顔

 いま:習慣で通常行っていない場合、「対象者の能力を総合的に勘案して判断」

 新方式:習慣がないので、介助がないとして「自立」


整髪

 いま:頭髪がない場合、「対象者の能力を総合的に勘案して判断」

 新方式:頭髪がない、短髪の場合、介助がないとして「自立」


薬の内服

 いま:「のむ時間を忘れたり、のむ量もわからない」人は「全介助」

 新方式:「のむ時間やのむ量を本人が理解する能力については問わない」とされ、介助がないとして「自立」



1次判定、2次判定については、次のような説明がありました。



しんぶん赤旗日曜版2009年3月22日号6面より


現在の認定方法は


 介護保険を利用するには、まず介護認定を受けます。要介護認定には、1次判定と2次判定があります。

 1次判定は、自治体職員などの認定調査員が高齢者を訪ね、まひや起き上がり、歩行など、82項目について本人や家族から聞き取り、調査票に記入します。それをコンピューターに入力します。介護の必要度は、要支援1、2、要介護1~5の7段階で判定します。

 2次判定は、医師、看護師、保健師、介護職など専門家でつくる介護認定審査会で行います。

 主治医の意見書や認定調査員の特記事項のほか、過去の類似例などの統計資料も活用して、1次判定が妥当かどうかを判断。最終的な要介護度が決まります。


今回の見直し案は


基準 「全介助」が「自立」に大幅改悪


 今回の見直し案では、まず1次判定の調査項目を82から74に減らします。「暴言・暴行」「火の不始末」など、「認知症関係を中心に重要な項目が削除された」(全日本民医連)のです。さらに、認定調査員の指針となるテキストも改定しました。これまでの「全介助」が「自立」にされるなど、調査項目の判定基準を大きく変えました。

 2次判定でも、これまで1次判定を変更する際に活用してきた、似た状態像の事例集などの資料をなくします。これらの結果、1次判定を変更しにくくなります。

 要介護度が下げられると、介護サービスが使える金額(利用限度額)が減ります。利用限度額を超えた分は1割負担ではなく、全額自費に。自立と判定されれば、介護保険サービスの対象外です。

 また、要支援とされると施設に入所できなくなり、介護サービスの内容も制限されます。


現場 2次判定での実情反映 難しく


 要介護認定の新方式については、認定作業に携わる現場からも疑問の声が上がっています。

 「この通りにやると要介護度が下がるだろうと思いました」と話すのは横浜市のある認定調査員です。「今まで『一部介助』『全介助』としていた項目のうち、かなりの部分で『自立』を選ばざるを得なくなります」

 「自立」と判断しても個別の状況は特記事項に書くとしていますが、「認定調査員によっては対象者に初めて会う場合もある。どこまで書けるのか」と疑問視します。

 新方式についての認定調査員の研修会は2時間ほど。変更点を次々と読み上げるだけで、質疑応答の時間もなかったといいます。

 2次判定を行う、同市のある審査会委員は、審査会の直前に1日10人分ずつ資料を読み込みます。通常の仕事もあるため、夜に行っています。

 これまでは、1次判定が軽すぎるときは、意見を出して重い要介護度を変えるなど、一人ひとりの状態像に少しでも近づけようとしてきました。

 しかし、新方式の2次判定では、認定調査員の特記事項と医師の意見書だけが判断材料となります。

 この審査会委員は、今でも調査員によって特記事項の記載が不十分なうえ、今後は減らされた調査項目の特記事項は初めからなくなると指摘。医師の意見書も、特記事項が白紙のものが少なくないといいます。

 「比較する資料がない中、特記事項や意見書から要介護度変更の根拠を探すのは難しい。極端な場合以外は、そのまま通るのではないか」と心配します。



要介護度認定が開始された当初でも、日常を知らない調査員には介護の必要性を把握しきれない、状態に波がある要介護者の場合、たまたま状態がいい時に調査が行なわれると低い認定になってしまう、などの危惧が言われていました。よって、日常的にその人を診ている医師が主治医意見書で実際の状態を伝えるべきだという指摘されてきました。

今回の基準変更でますます要介護度が低く低く判定されるような仕組みになっていきますので、基準そのものに異議をとなえることと合わせて、主治医意見書の重要性を更に強調していく必要があるでしょう。

舛添厚生労働大臣は否定していますが、介護報酬を3%引き上げたことと引き換えに要介護度の引き下げが行なわれるとすれば、良い介護を実践してそのことによって評価されたいという介護職員の思いとはかけ離れていくことになります。負担を利用者に負わせるのではなく、介護に当てる国の予算を増やしていくという方向での介護保険制度の改善が必要だと思います。

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