2009年 4月 10日 岡山市長選　前副市長天野勝昭氏出馬表明 △▼ 今年秋に予定されている岡山市長選挙に岡山市の前の副市長の天野勝昭さんが無所属で立候補する意向を明らかにしました。出馬の理由について、天野さんは、政令市の今後を見据え、「実務経験が豊富な自分が最適」としています。政策面では、１００万人都市と中四国州の州都の実現、医療費の無料化を義務教育終了まで拡大、市民病院の存続を３本柱として訴えています。天野さんは岡山市生まれの６４歳。岡山市の企画局長や助役を歴任し、おととし４月から去年３月まで副市長を務めていました。岡山市長選挙にはこれまでに現職の高谷茂男さんと新人で会社社長の井上和宣さんが出馬を表明していますがほかにも出馬の動きがあります。 岡山市の定額給付金は今月２４日から ▲▼ 岡山市は定額給付金の支給を今月２４日から始めると発表しました。岡山市内で給付対象となるのは約６９万７０００人で、支給総額は約１０５億７０００万円です。今月１３日に対象世帯に申請用紙を発送し、今月１５日から半年間、申請を受け付けます。手続きの終わった人から今月２４日以降、給付金の振り込みを始めます。現金による支給も受け付けますが、その場合、支給は来月末以降となります。受け付けに伴って岡山市は今月１５日から区役所や支所などに相談窓口を設けます。 元同級生殺害の被告に　懲役７年の判決 ▲▼ 去年１月、元同級生の男性を殺害し、遺体を海に捨てたとして殺人などの罪に問われている丸亀市の男に高松地方裁判所は１０日、懲役７年の実刑判決を言い渡しました。判決によりますと丸亀市川西町北の配管工、富永公紹被告（３８）は去年１月２５日ごろ、香川県まんのう町にある道の駅の駐車場で小、中学校の同級生で高知市の無職、中平貴之さんの背中などをドライバーで刺して殺害し、遺体を丸亀港に捨てたものです。これまでの裁判で弁護側は正当防衛による殺人罪の無罪を主張。一方、検察側は過剰防衛を主張していました。高松地裁で開かれた判決公判で菊池則明裁判長は「被告の身体的危険性の程度は低く、防衛行為の正当性を超えている」として過剰防衛と判断しました。そして「犯行の経緯に酌量できる余地はあるが執拗で残虐」として懲役１０年の求刑に対し懲役７年の実刑判決を言い渡しました。 大学開発商品のアンテナショップ ▲▼ 大学の研究室が開発した化粧品や健康食品を販売するアンテナショップが１０日、岡山市の商店街にオープンしました。オープンしたのは岡山理科大学が県や地元企業と共同で開発した商品を販売するアンテナショップです。岡山県産のピオーネを使った健康商品やサプリメントなど約３０種類が販売されています。店頭で販売することで消費者の意見や感想を調査するのが目的です。アンテナショップでの売り上げは大学へ還元し、学生の奨学金や授業料の補助に役立てるということです。 世界のクラシックカーが勢揃い ▲▽ 世界のクラシックカー約４０台が岡山県内の観光地でツーリングを楽しむイベントが１０日から津山市で始まりました。津山市の商店街に登場したのは１９７２年までに製造されたヨーロッパ製のスポーツカーなど約４０台です。このイベントは神戸市のクラシックカーの愛好家で作るグループが毎年行っているもので、神戸市を発着点に岡山県内の観光地などを３日間かけてツーリングします。心地よいエンジン音を響かせる往年の名車は集まったファンを魅了していました。ツーリングは１２日までで真庭市の湯原温泉や新庄村のがいせん桜などを訪れるということです。