 |
2009年4月10日(金) 19:10 |
|
 |
四国で初のドクターカーが運用へ
救急車に医師を乗せて処置にあたるドクターカーが、四国で初めて香川大学付属病院に導入されます。 10日は、高松市消防局と医師によるシミュレーションが行われました。
四国で始めて導入されるドクターカー。 10日は4月22日からの運用開始を前に、シミュレーションが行われました。 高松市消防局が、救急車1台と救急隊員を香川大学医学部付属病院に常駐させます。 要請があれば医師が救急車に乗り込み、救急隊とともに現場へ向かいます。 ドクターカーが出動するのは、心肺停止状態の患者や大勢の負傷者がいるなど、救急性が高い場合です。 病院到着まで医師が救急隊員に指示するとともに、直接、患者の処置にあたります。 高松市消防局によりますと、昨年の救急車の出動回数は1万9800件にも及んでいます。 医師が救急車に乗り込むことで、重症患者などを搬送中に高度な応急処置が可能となります。 また、患者の症状によって、どの病院へ搬送すべきか的確に判断できるようになるといいます。 高松市は、1年間試験運用し、来年度からの正式導入を目指します。
|
|