福岡・ケヤキ庭石事件2審減刑判決
(福岡県)
利用計画のないケヤキと庭石を高値で購入し福岡市の第3セクターに多大な損害を与えたとされる事件の控訴審で福岡高裁は10日、一審を破棄しそれぞれの被告に減刑した判決を言い渡しました。10日の判決で福岡高裁の陶山博生裁判長は「反省の情が乏しく刑事責任は重いが、謝礼金目的ではなかった」として博多港開発の元社長・志岐真一被告(71)に対し一審の懲役3年6ヶ月を破棄し志岐被告に懲役3年を言い渡しました。また、元福岡市議会議員の西田藤二被告(57)に対しては懲役1年8ヶ月、元常務の大庭樹被告(70)に対しては懲役1年6ヶ月、執行猶予5年をそれぞれ言い渡しました。
[ 4/10 17:31 福岡放送]