2009年4月11日 0時12分更新
福岡市の寺の土地をめぐる乗っ取り事件で、警察は犯行を指示した疑いで大牟田市に本部がある暴力団「九州誠道会」の会長を逮捕しました。
逮捕されたのは、大牟田市に本部がある暴力団「九州誠道会」会長の朴政浩容疑者(52)です。
この事件は、福岡市中央区の寺の土地をめぐって檀家の署名や印鑑を偽造したうえで、うその登記をして寺の乗っ取りをはかったとして、北九州市の寺の代表役員だった男ら5人が逮捕、起訴されたものです。
警察は九州誠道会の朴会長が犯行グループに5000万円の資金を提供するなど、犯行を指示した疑いが強まったとして、逮捕状を取って全国に指名手配していました。警察で朴会長の行方を捜査していたところ、10日午前7時ごろ、潜伏先の京都市内で見つけて逮捕し、新幹線で身柄を移しました。九州誠道会は3年前に会長人事をめぐる対立をきっかけに、久留米市に本部のある「道仁会」から分裂した組織で、去年2月、暴力団対策法で規制される福岡県内では5つ目の暴力団に指定されました。警察によりますと、朴会長は容疑を否認しているということです。警察は朴会長が寺の土地を不正に取得し、暴力団の資金源にしようとしたとみて調べを進めています。