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更新日時 2009-04-08 16:00:11

「ハリー・ポッター」で人気のスポーツ「クィディッチ」、体育の授業に導入−英国

(c)Barcroft Media

 英ウェールズのある中等学校では、J.K.ローリングのベストセラー小説「ハリー・ポッター」シリーズに登場するスポーツ「クィディッチ」を体育の授業に取り入れている。デーリー・テレグラフなどの英紙が伝えた。

“空飛ぶほうき”や“羽の生えたボール”はもちろん登場しないものの、原作とほぼ同ルールのクィディッチを楽しんでいるのは南ウェールズにある「Ferndale Comprehensive School」の生徒たち。相手チームの「ビーター」の攻撃を避けながら、「チェイサー」たちがハンドボール大のボール「クァッフル」をゴールに投げ入れて競い合っている。

 同校のある生徒は「クィディッチはすごく楽しい。スピード感があってスリルも満点なんだ。好きなポジションはチェイサー。ゴールをたくさん決められるから」と語る。

 米国の学校で似たようなゲームを見て、同校の授業にクィディッチを取り入れたという教師のJames Valeさん。「クィディッチはほかのスポーツと違い、すべてのプレーヤーがコートの隅々まで目を光らせていなければならないゲームです。ぼうっと立っている瞬間などありません。体力だけでなく、反射神経や集中力、認識力、チームワークをはぐくむことができます」と説明している。

 生徒たちはすぐにルールを覚え、独自にゲームを発展させているという。これなら運動嫌いの子どもたちも、体育の授業を待ち遠しく感じることだろう。(c)Web-Tab

 写真はシリーズ最終巻『ハリー・ポッターと死の秘宝』の発売日前日、ロンドン中心部の書店前に列を作ったファンたち(2007年7月19日撮影)。(c)Barcroft Media


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