マスコミは「真実」を伝える機関ではない
2009.03.03 Tuesday
こんにちは。 ここは戦場だ。殺さねば殺される。 オードです。 さて前回は下らないフィルターのネタでしたが、 今回は真面目に現実世界のフィルターの話でもしましょうか。 大変大事なことなので政治に興味がなくても是非読んで欲しいです。 若い人には特に。 ・・・その前に有名なこの文章を読んで頂きましょう。 読んだことのある人はスルーしてOK。 DHMOの恐怖 DHMOという物質をご存知でしょうか? DHMOは無色・無臭・無味ですが、毎年無数の人々を死に至らしめています。 殆どの死亡例は偶然DHMOを吸い込んだことによるものですが、 危険性はそれだけではありません。 固体のDHMOに長期間さらされると身体組織の激しい損傷を来たします。 また、DHMOを吸入すると多量の発汗・多尿・腹部膨満感・嘔気・ 嘔吐・電解質異常などの症状が出現する可能性があります。 恐ろしいことに依存性があり、定期的に摂取しないと 激しい禁断症状を引き起こします。 DHMO依存症者にとって禁断症状はすなわち死を意味します。 DHMOは水酸の一種で、酸性雨の主要成分となっています。 地球温暖化の原因となる「温室効果」のあるガスのほとんどはDHMOです。 また重度の熱傷の原因ともなり、地表の侵蝕の原因でもあります。 多くの金属を腐食させ、自動車の電気系統の異常や ブレーキ性能の低下を引き起こします。 また切除された末期癌組織には必ずこの物質が含まれています。 汚染は生態系にも及んでいます。 多量のDHMOが米国内の多くの河川・湖沼・貯水池で発見されています。 汚染は全地球的規模に広がっており、南極の氷の中にも発見された例があり、 アメリカ中西部とカリフォルニアだけでも 数百万ドルに上る被害をもたらしています。 この危険性にも関わらず、DHMOは溶解や冷却の目的で企業利用されており、 原子力施設や発泡スチロール製造、消火剤、動物実験に使われています。 農薬散布にも使われ、洗浄後も汚染は残ったままです。 また、ある種の「ジャンクフード」にも大量に含まれているのです。 企業は使用済みのDHMOを大量に河川・海洋に大量に投棄しており、 それはまだ違法にもなっていません。 自然生物への影響は限りないが、我々は今のところ何も出来ないで居るのです。 ところがアメリカ政府はこの物質の製造、頒布に関する規制を 「経済的理由から」拒んでいます。 海軍などの軍機関は巨額の費用を投じてDHMOに関する研究を実施し、 その目的は軍事行動時にDHMOを効果的に利用する為なのです。 多くの軍事施設には、地下に近代的な施設が造られ、 後の使用に備えて大量のDHMOが備蓄されていると言われています。 大変危険なこの物質、製造や使用の規制はされていないのでしょうか? 自分が日常的に摂取してしまっているのではないかと心配になったり、 こんなものはすぐに法律で規制すべきだ!なんて思ったりした方は ジ・ハイドロジェン・モノオキサイドの恐怖へどうぞ。 私はあえてここではDHMOの真実について書きません。 さて、本題に戻りますが今回のフィルターの話。 情けないことにそれは日本の報道機関、いわゆるマスコミです。 とりあえずはこちらの動画を見て下さい。 ↑は「麻生首相の講演会がまるでガラガラであったかのように TBSによる偏向報道がなされているのでは」という内容の動画ですが、 私はこれを見て別の点で不思議に思ったことがいくつかありました。 問題だったのは、ガラガラ捏造のことではないのです。 1.反省? 麻生首相が「色々ご心配をかけている所でもありますけれども、 我々としては反省をしなければならん所も私自身にはあると思います」 と発言していますが、一体何に対して「心配をかけている」のか 何に関して「反省をしなければならない」と言っているのかが 編集でカットされている為わかりません。 この後女性アナウンサーが 「講演の中で反省の姿勢も示した麻生総理ですが、 中川前大臣の問題には直接は触れず、 力を入れたのは景気対策の重要性と民主党批判でした。」 と言っています。 このままの内容で受け取ると 麻生首相が間接的には中川問題に触れたということになり、 中川前大臣の飲酒会見問題に対する反省に聞こえますね。 つまり、麻生首相の発言の意味は 「(中川前大臣の問題では)皆さんに心配をおかけしている所ですが、 (任命責任的な意味で)私にも反省すべき点がありました。」 となります。 ではノーカット版を見てみましょう。 本当の麻生首相の発言は 「マスコミに相変わらず非難を受けて、(支援者の皆さんには) 色々ご心配をかけている所ではありますけれども、 我々としては反省をしなければならん所も私自身にはあると思います」 です。 もちろん、この発言は中川前大臣とは全然何の関係もありません。 麻生首相の「反省しなければならない」と言っているのは マスコミ対策のことですね。 むしろ麻生首相は中川問題には間接どころか一切触れていませんので、 中川問題についてアナウンサーが勝手に言及するのがそもそもおかしいのです。 なに無理やり引き合いに出してんの?って感じです。 つまりどういうことかというと、TBSは 「麻生首相が中川問題について自分の責任を認めたよ! 反省しなければいけないとか言ってるよ! 反省してるんだったら首相辞めろよプギャー!!」 というのがやりたくて、 麻生首相の発言から自分にとって都合の良い部分だけを抜き出して放送し、 あたかも麻生首相が中川問題について謝罪しているかのような 誤った印象を視聴者に与えようとしているのです。 2.「我が方」の民主党? 麻生首相が 「果たして民主党に任せることができますかね?」 <編集で途中がカット> 「予算が成立したんですよ? 成立したにも関わらず、それを実行させないと言って 関連法案を通そうとしないというのが我が方の民主党だ」 と発言。 ところがテロップには 「それ(予算)を実行させないと言って 関連法案を通そうとしないのが民主党だ」 とあります。 これに引っかかるものがありました。 これだけを聞くと 「成立した予算を民主党が実行させてくれなくてウザい」 という意味のことしか言っていないように聞こえます。 なぜ「我が方の」などと麻生首相が言ったのか? これはかなり強調して言っているのにもかかわらず、 その部分だけがテロップで消去されています。 自民党である麻生首相が「我が民主党」という意味で発言することはありません。 ならば、「どの方の民主党」に対して「我が方の民主党」と言っているのか。 これも編集でカットされています。 ノーカット版を見ればわかりますね。 麻生首相は 「アメリカの方で民主党が『CHANGE』って言って成功したもんで 『こっちも(民主党に)チェンジだ』とか言ってる人がいますけども、 果たして(政権を)民主党に任せることができますかね? なんとなく不安に思えている方もずいぶんいらっしゃるんじゃないですか? 私は少なくとも(理解しているのは)、『アメリカで大統領が変わった、 それによって(大統領が)直ちに予算を組み上げていった(ということ)』 今(オバマ大統領は)間違いなく(それを)実行に移されようとしている。 しかし日本では、(補正)予算が成立したんですよ? 成立したにも関わらず、それを実行させないと言って 関連法案を通そうとしないというのが我が方の民主党だ。 よーくわからんのですここが。」 と発言しています。 これで意味が通りますね。 我が方の民主党というのは、「アメリカの民主党」に対して 「我が方の民主党」と言っているのです。 講演の内容は「景気対策を実行することが第一」ということ。 オバマ大統領は「民主党」という政党だが、 これは日本の「民主党」と同じ思想の政党ではない。 オバマ大統領は就任後一カ月で景気対策をまとめて、今実行しようとしている。 私だって景気対策を盛り込んだ補正予算案をまとめた。 ところがそれを実行させないと言って我が国の民主党は邪魔をしている。 こいつらは本当に「国民の生活が第一」と考えているのか? 景気対策をとにかくスピード第一で実行しなければならない時なのに 未だに選挙がどうこう言っている。 彼らは政権政権とばかり言っていて、なんの具体的な政策もないようだ。 こんな連中に、政権を任せられるのか? 国民の最大の関心事は景気だ。 まずはとにかく景気対策を実行した上で、私のことを評価して頂きたい。 それからの選挙でしょ。 そういう内容です。 ところがTBSはこともあろうにその発言の一部だけを抜粋して放送し、 ただの民主党に対する悪口に改変してしまったのです。 さらに講演の内容は教育基本法と教科書問題や日教組批判へと続き、 「我々はそういったところと断固として闘っていかなければならない」 と熱弁をふるっています。 しかしTBSの報道によると まるで謝罪と民主党批判に終始したかのような内容。 果たしてこれが政治的に中立であるべき報道機関の正しい姿か? なんとなくご理解頂けたでしょうか? テレビや新聞に代表されるマスコミと呼ばれる自称報道機関は、 こういった情報操作や印象操作を日常的に行っています。 彼らはボランティアでもなければ正義の使徒でも何でもありません。 真実の報道だの報道の正義だの言ってますがそんなのは嘘っぱちです。 会社という営利団体である以上、彼らの目的は自らの利益を追求することです。 麻生首相を批判することで何らかの利益があるからこそ、 平気でこのような破廉恥な振る舞いに及ぶのです。 要するに、「テレビや新聞で延々と垂れ流されている『報道』は 事実をそのまま伝えるものではない」ということです。 それらは報道する側の「思惑」によりフィルターがかけられています。 彼らは明らかな嘘は流さず事実の一部だけを流します。 それも自分に都合が良いように。 そして、それが最もタチが悪い。 だからマスゴミと言われる。 彼らには自浄作用がありません。 国民を洗脳するのなんか簡単だ・・・などと未だに思っている頭の古い連中です。 老害といっても差支えないと思います。 このような偏向報道をする組織には報道機関を名乗る資格はありません。 冒頭のDHMOの話について。 あの文章の内容に関しては嘘は書いてありません。 本当のことの一部が誇張して書かれているだけです。 しかし何も知らずにあれを読めば、多くの人が騙されてしまうでしょう。 本当のことでも、その伝え方によって内容は捻じ曲げられてしまうといういい例です。 大事なのは報道(笑)されている内容をただ鵜呑みにしないことです。 テレビであれ新聞であれ、その内容には嘘ではなくても本当でもないものがある。 それを理解した上で情報を得て、自分なりに考えて意見を持ち、行動する。 それこそがメディアリテラシーを持つということなのです。 「嘘を嘘と見抜けない人には(ネット掲示板を利用するのは)難しい」と 誰かが言いましたが、 「報道に嘘があると見抜けない人にはテレビや新聞を読むのは難しい」 と言えるでしょう。 あなたはテレビや新聞の論調に流されて、 現内閣を支持しないという意見を持ってしまっていませんか? それはDHMOの話に騙された98%の人と同じではありませんか? TVは嘘をつく。 いつまでもそれを知らずに鵜呑みにするから 簡単に騙されて大量に納豆を買いに走ってしまったりするのです。 バカだと思いませんか?こいつら。 就任以来まだ何の景気対策も行っていない、 として麻生首相を批判するのがマスコミで大流行中のようですが、 景気対策ができていないのは当たり前でしょう。 反対する人間がいて必死に邪魔してるんだから。 やる前から批判して首相下ろしに頑張っちゃってるマスコミって何なの? 民主党と結託していると思われても仕方がありません。 批判がしたければ麻生首相の経済対策をまずやってみて、 効果がなければそこで初めて批判するべきなのです。 漢字を間違えたとかホテルのバーに行ってるだとか、 そんなの報道して叩くなんてマスコミはアホじゃないの? 逆に麻生首相があまりに清廉誠実過ぎて叩きどころがなく、 苦し紛れにやっているように見えて仕方がないんですよね。 景気対策を「誰がやるかが問題」などと小沢は言ってますが、 一般国民はそんなことは誰も気にしていません。 むしろ、「拉致された人間は大金を出して買い戻せばいい」などと 人権無視も甚だしい発言をしたり、 日本の国防を揺るがすような思想を持っている人間には決して やって欲しくないと考えているはずです。 ましてや、外国人に参政権を認めるだなんてバカバカしいにも程がある。 少なくとも、私はそう思います。 そして、なんでこれが問題発言として大々的に報道されないのでしょうか? 最近のマスゴミの麻生首相叩きは明らかに異常。 言いようのない気持ち悪さを感じるのです。 ネットも一つのメディアです。 この文章も、メディアリテラシーを持って、理解して下さい。 ※参考 マスコミの収益悪化と偏向報道と今後について 菅直人「追加経済対策遅すぎ(笑)」 「麻生首相が証券会社や株式投資を見下した」と報じられた有識者会議を検討してみる TBS不二家捏造報道問題 朝日新聞の朝日珊瑚事件を語り継ぐサイト 毎日変態新聞の情報集積wiki ある日の報道ステーションの古館氏 ※関連 2chが朝日新聞社からのアクセスを規制 朝日新聞、2chで工作活動 朝日「匿名に乗じて、小市民が振りかざす言葉の暴力だ」(キリッ) 朝日新聞祭り クソワロタwwwww TBS 朝日 毎日 ねつ造 捏造 歪曲報道 反日 工作 などのキーワードでググるといくらでもこのような事例が出てきます。 興味があればどうぞ。