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「ネットの危険、漫画で知って」渋谷区に500冊寄贈 ロータリークラブ
架空請求や薬物犯罪などインターネットに潜む危険について小中学生に知ってもらおうと、東京恵比寿ロータリークラブが教育漫画本「たいせつなたからもの〜ネットに潜むわなを乗り越えて」(経産省後援)を製作し、10日、東京都渋谷区へ約500冊寄贈した。
同クラブが社会奉仕活動の一環として製作した。本には全4話を収録。小学生の男児と女子高生のいる5人家族を舞台に、架空請求詐欺▽ネットいじめ▽悪質・有害サイト▽コンピューターウイルスなど日常生活に潜む危険を描いた。また、保護者や教師に向け、道徳教育に詳しい東風安生・早稲田実業初等部教頭による解説や用語説明も掲載されている。
区役所で行われた贈呈式には、同クラブの木村眞会長や、役員を務める女優の司葉子さん、文科省の妹尾剛・青少年有害環境対策専門官らが参加。木村会長が「漫画という身近なものを通じて、子供たちにインターネットを使う上でのルールや約束の大切さを伝えたい」とあいさつし、本を区教委の大高満範委員長に手渡した。本は今後、区内の全小中学校の学級文庫に置かれる予定。問い合わせは同クラブ事務局office@tokyo−ebisu−rotary.gr.jp
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