「派遣切り」やリストラで仕事を失った人を支援しようと、「なんでも生活相談会」が十二日午前十時から、大分市の若草公園で開かれる。県医療生活協同組合、県労連など県内十一団体でつくる実行委員会(佐藤秀樹委員長)の主催。雨天開催。
昨年末に東京・日比谷公園で開設された「年越し派遣村」を参考に、実行委員会が初めて開く“大分版派遣村”。生活保護制度の利用や日々の暮らしに関する相談を受ける。また、医師や看護師が血圧測定、歯科健診を行い、健康に関する相談にも乗る。
当日は会場内で炊き出し(百人分)を実施し、参加者におにぎり、豚汁を振る舞う。また、古着や布団、日用雑貨などの生活用品を無料で提供するという。
大分生活と健康を守る会(大分市)の藤沢架住事務局長は「県内でも多くの非正規労働者が失職し、ホームレス状態になったケースもある。解雇されたことで精神的なダメージも受けている。相談会を通して、将来に不安を抱えている人の力になりたい」と話す。
問い合わせは同実行委員会(TEL097・529・8552)まで。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
Copyright (c) 2008 OITA GODO SHIMBUNSHA