人工衛星の周波数を割り当てる国際電気通信連合（ITU）は、今月5日に発射された通信衛星「光明星2号」と交信するなど打ち上げに成功したとする北朝鮮の主張には全く根拠がないと発表した。

　ITUのアチャリア報道官は、米国の自由アジア放送と現地時間の7日に行ったインタビューで、「ITUは北朝鮮が主張する衛星について見たことも聞いたこともない。（われわれだけでなく）誰もがそのはずだ」と述べた。北朝鮮は発射当日に朝鮮中央通信を通じ、「光明星2号は地球の軌道を正常に回っている」「470メガヘルツの周波数で『金日成（キム・イルソン）将軍の歌』と『金正日（キム・ジョンイル）将軍の歌』を地球に送っている」と説明していた。

チョ・ホジン記者