講演のお知らせ
先月の福島県猪苗代町の講演に続いて、朝鮮半島情勢と拉致問題について講演を行います。
5月24日(日)午後2時~5時
「同胞奪還!日本再生へ!」
~北朝鮮有事が始まった
場所 別府市 アートプラザ
主催「救う会大分」
私の講演以外に、九州の「家族会」の方々が出席して、お話されます。
今全国に「救う会」が30以上あるようですが、実際に活動しているのは「電脳補完録」を主催している山本さんに聞くと、10程度だとか。
そうした地道な活動をなさっている方々から、私を講師にと、おっしゃっていただくことが増えています。これはジャーナリスト冥利につきる話で、本当に嬉しく思います。
大分以外の「救う会」からもいくつか講演の依頼があり、この際、行けるところはできるだけ行きたいと考えています。
講演のサブ・タイトルを「北朝鮮有事が始まった」としたのは、この通りの認識をもっているからで、長く続いた金正日政権の寿命もほぼ先行きが見えてきたようです。最大の理由は金その人の体調の衰えにあります。先日彼がプールサイドで写った写真を見て、ある種の感慨がありました。それは76年9月に死去した毛沢東の最後の写真のことでした。
「偉大な領袖」毛沢東主席はやみ衰え、口はしまりなく、すでに目に力はなくなっていました。中国共産党中央はさまざまな政治的思惑をこめて、建国の父の遠くない不在を国民に伝えたのでした。
今回の金の写真配信も同様な思惑があり、近づく金の不在と権力の継承を示唆するものであると私は考えています。
問題は政権の継承が決してスムーズにはいかないことです。
先軍政治からの脱却は不可避なのですが、では開放に向かうだけの力を後継者と労働党はもっているのかどうか。私の見通しは明るいものではありません。
間違いなく来る金の不在とそれがひきおこす政治的動揺。それを念頭において、拉致問題の解決に向けたシナリオを描いていかなければなりません。
それにしても、出演したTBSのスタジオで30年ぶりに見た毛沢東の写真は懐かしいものでした。私がちょうど「紅旗」〔共産党理論誌・廃刊〕を学習テキストに使い始めたころに各種のメディアに掲載されていたものだったからです。
毛と文化大革命、さらにアジア主義については石平さんと対談本を出そうかと話し合っています。そうなると今年は合計4冊単行本を書くことになり、相当ハードな一年になりどうです。
(冒頭の集会は一般向けに公開されています。九州各地から多くの方に参加していただきたいと思っています)
「ニューズレター・チャイナ」の読者の方へ
今日中に第五回目の記事
「米中「同盟」の司令塔・戦略会議の正体」を配信します。
4月はさらに米中関係のレポート〔「戦略会議の正体パート2」、それに「第二の米中「同盟」世界銀行の内幕」〕にプラスして「小沢一郎と中国共産党の闇」を送ります。
購読の申し込みが続いています。ありがとうございます。
購読期間は特に指示がない場合、申し込み月からの配信になります。バックナンバーを希望の方は必ずその月からと明記してください(例えば、申し込みは4月でも、配信は3月分から希望、と)。
日時:4月12日(日) 午後1時〜午後4時(午後12時20分開場)
場所:星陵会館ホール(東京都千代田区永田町2-16-2)
http://www.seiryokai.org/kaikan.html
(駐車場はありません)
主催:ニューズレター・チャイナ
内容:第一部 講演:青木直人
第二部 対談:青木直人&三浦小太郎
第三部 質疑応答
参加費:一般1,500円 読者会員1,000円(ニューズレター・チャイナの読者)
全席自由(定員400名)
※午後12時20分の開場時から午後1時の開演まで、PHP研究所より出版された青木直人の著書のサイン即売会を開催します。
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