朝明渓谷駐車場にバイクを止める。  
中世からある古道。
かつてはこの峠に集落があったという。
 
今夜の泊まり場。山中というよりは森の中のようだ。古い地図には幕営場の印がある。まだ椿科の植物と杉しか葉を付けてない。コシアブラが出てくるのは4月終わり頃だと、地元の人は言う。
  
清流、上水晶谷。飲み水や炊飯の水もここから汲む。
神崎川本流にはアマゴが、支沢にはイワナが
いると、釣り人は言う。
 
古くからある焚き火跡。鈴鹿は昔から炭焼きや鉱山、釣りなど仕事の山だった。その名残だろうか?ここで焚き火をすることにする。  
火器はガムテープを巻いたライターだけ。
コンロは持って行かなかった。
 
まず床になる太めの薪を並べる。  
ガムテープを輪にして着火する。  
すぐに鉛筆の芯ほどの太さの枝を束ねて載せる。   
その後は、だんだんと太い薪をくべていく。  
雑穀入りご飯を炊いた。お湯も沸かす。  
 ご飯がふっくらと炊きあがった。  
今日泊まるシェルター。モンベルのプリーズドライテックモノフレームシェルター・ダイヤ。1kgを切る。
シュラフはイスカのエア280にしたが、まだ寒く、3時半に目を覚ましてしまった。
 
焚き火が赤々と燃える。  
朝食は昨日の残りご飯で雑炊にする。
具はイワナの焼き枯らし。残念ながら養殖ものである。
朝明渓魚苑(0593-93-1798)で分けてもらった。
 

消火し、泊まり場を立ち、
帰路へ向かう。
 
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水1リットル、
食料を含めた
総重量は7.0kg
になった。

鈴鹿で一晩過ごす