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遺体が見つかった朝来川ののり面(午前11時30分、舞鶴市大波下)
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八日午前八時四十五分ごろ、舞鶴市大波下の朝来(あせく)川の南側のり面で、上から土をかけられ、耳や指の部分だけが露出した女性とみられる遺体を舞鶴署員が発見した。市内の東舞鶴高浮島分校(定時制)一年の女子生徒(15)が六日から行方不明になっており、遺体の近くに女子生徒の携帯電話などが散らばっていた。
京都府警捜査一課と舞鶴署は死体遺棄事件として捜査本部を設置する方針で、殺害された可能性もあるとみて遺体の身元確認を急いでいる。
府警によると、遺体は南側のり面の雑木林の中で見つかり、全身に土がかけられていたという。
女子生徒は六日に行方不明になり、七日朝に家族から舞鶴署に捜索願が出されていた。
同日午後七時ごろに遺体発見現場近くの川や対岸で、女子生徒の携帯電話やかばんなどが見つかり、署員が八日朝から付近を捜索していた。
現場はJR東舞鶴駅の北約三キロ。山沿いののり面のすぐ近くまで雑木林が迫り、付近には工場や民家がある。
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