ワシントン(CNN) 米ホワイトハウスは9日、経営苦境にある米自動車業界を支援するためゼネラル・モーターズ(GM)など大手3社が生産した低燃費車約1万7600台を今年6月1日までに購入すると発表した。費用の総額は約2億8500万ドル(約285億円)。
フォード、クライスラーの車種も含まれる。景気対策法で認められた資金を充てる。オバマ大統領は声明で、景気刺激にもつながると強調した。
第1弾として4月15日までに、ハイブリッド車2500台を注文する。連邦政府によるハイブリッド車の1回の注文としては最大規模。
今回の購入計画で、政府が現在使っている公用車などと比べ少なくとも10%の燃費効率の改善を目指す。ホワイトハウスによると、1万7600台の新規購入で、年間約130万ガロン(1ガロンは約3.785リットル)の節約が可能としている。
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