あっぱれなチャレンジ精神を見せた柳沢慎吾に浴びせた監督の冷た~い一言
映画「マダガスカル2」が14日に公開初日を迎え、日本語吹き替え版で声優を務めた玉木宏、柳沢慎吾、高島礼子、岡田義徳、おぎやはぎの小木博明と矢作兼、アンタッチャブルの山崎弘也と柴田英嗣が同日、都内で舞台あいさつを行った。
本作は、ニューヨークの動物園を抜け出した4頭の動物たちが珍道中を繰り広げるアニメーション「マダガスカル」('05年)の続編。前作から数年後の設定で、今度はアフリカに着いてしまった動物たちが、大自然の厳しさや、友情、愛、家族のきずなを知り、成長していく姿が描かれる。メーンキャストであるライオンのアレックス、シマウマのマーティ、カバのグロリア、キリンのメルマンの4頭の声優は、英語版、日本語吹き替え版ともに前作と同じ顔触れが務めている。
グロリア役の高島は「パート2ができたこと、そして声を掛けてもらえたことに感謝しています」と、2度目の出演に感慨深げ。メルマン役の岡田は「4年ぶりなので、緊張しました。メルマンは、前作では気弱なキャラクターだったんですが、今回はすごく男っぽくなっていくので、そこを見てほしいです」とアピールした。
マーティを演じた柳沢は、3000頭のシマウマが登場するシーンで、「監督! 3000頭、全部別々の声でやりましょう!」と、提案したエピソードを披露。しかし、実際に声色を幾つか出したところで、監督に「4番目と8番目の声が同じなんですけど。全部同じでいいです」と、あっさりと却下されたことを告白し、会場をわかせた。
アレックス役の玉木は「アフレコの時は1人ずつ録っているので、こうして出演者の皆さんとお会いできるのはすごくうれしいです。パート2ができたのもすごくうれしい」と、本作への愛情を見せた。
映画「マダガスカル2」
新宿ピカデリーほか全国公開中