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文書番号: 317525 - 最終更新日: 2007年12月3日 - リビジョン: 8.2

Windows Server 2003 の CD-ROM 書き込み機能の説明

Microsoft Windows XP については、次の資料を参照してください。279157  (http://support.microsoft.com/kb/279157/ )

目次

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概要

この資料では、Windows Server 2003 に含まれている CD レコーダー機能について説明します。Windows Server 2003 CD レコーダーを使用して、書き込み可能 CD (CD-R) ディスクにデータを書き込むことや、再書き込み可能 CD (CD-RW) ディスクでデータの書き込みや再書き込みを行うことができます。CD-RW ディスクからはデータを削除できますが、CD-R ディスクからは削除できません。

CD レコーダー ドライブ (CD-R または CD-RW) に対して、ファイルやフォルダの送信や、ドラッグ、保存を行うことができます。書き込むファイルがすべて準備できたら、[Write to CD] をクリックします。CD ウィザードが起動され、Windows CD レコーダーで CD に名前を付け、ファイルを書き込む方法を指定できます。

詳細

ステージング領域の説明

CD への書き込みを簡単にするために、Windows はステージング領域を使用して書き込み用データを格納します。ステージング領域は、次の隠しフォルダにあります。
Drive_letter:\Documents and Settings\username\Local Settings\Application Data\Microsoft\CD Burning
Windows は、ステージング領域内の情報を単体のディスク イメージ ファイルにコピーしてから、データを書き込みます。デフォルトでは、このファイルの名前は "Cd burning stash file.bin" となり、ルート フォルダに配置されます。ファイルの場所は、CD レコーダーの [プロパティ] ダイアログ ボックスで変更できます。

ファイルやフォルダをステージング領域にコピーする

  1. [マイ コンピュータ] をダブルクリックします。
  2. CD にコピーするファイルやフォルダをクリックして選択します。複数のファイルやフォルダを選択するには、Ctrl キーを押したまま、必要なファイルやフォルダをクリックします。
  3. [ファイル] メニューの [コピー] をクリックします。
  4. [マイ コンピュータ] で、CD 書き込みドライブをダブルクリックして、[ファイル] メニューの [貼り付け] をクリックします。

    CD にコピーする前のファイルを格納する一時領域を表示します。CD にコピーするファイルやフォルダが [CD に書き込む準備ができたファイル] の下に表示されていることを確認します。

注意事項

  • CD の容量を超えるファイルをコピーすることはできません。標準的な CD の容量は、650 MB です。大容量の CD の場合は、850 MB です。
  • CD 書き込み処理の間に作成される一時ファイルを格納できる十分なディスク領域がハード ディスク上にあることを確認してください。標準的な CD の場合、Windows は最大 700 MB の空き容量を予約します。大容量の CD の場合は、最大 1 GB の空き容量を予約します。

書き込み処理の開始方法

ファイルやフォルダをステージング領域にコピーした後すぐに書き込み処理を開始する必要はありません。書き込み処理を開始する準備ができるまで、データを蓄積できます。ファイルをステージング領域に準備した後に書き込み処理を開始する方法には、次の 2 つがあります。

方法 1

  1. 書き込み可能な空の CD を、CD レコーダーに挿入します。
  2. [スタート] ボタンをクリックし、[マイ コンピュータ] をクリックします。
  3. CD 書き込みを行うドライブをダブルクリックします。
  4. [ファイル] メニューの [これらのファイルを CD に書き込む] をクリックします。

方法 2

  1. 書き込み可能な空の CD を、CD レコーダーに挿入します。
  2. [スタート] ボタンをクリックし、[マイ コンピュータ] をクリックします。
  3. CD ドライブを右クリックして、[これらのファイルを CD に書き込む] をクリックします。
Windows が、データをステージング領域から単体の隠しファイルにコピーし、その後、書き込み可能な CD 上にデータをイメージとして書き込みます。

: ファイルやフォルダを CD にコピーした後に、CD の内容を表示して、ファイルがコピーされていることを確認してください。

CD レコーダーの [プロパティ] ダイアログ ボックスの説明

CD レコーダーの [プロパティ] ダイアログ ボックスには、すべてのドライブに含まれている標準的なタブの他に、[書き込み] タブが含まれています。このタブには、CD 書き込みドライブに固有の、次の設定が含まれています。
  • [このドライブで CD 書き込みを有効にする] : このチェック ボックスをオンにすると、ファイルを CD に書き込むことができます。CD の書き込みをオン (有効) にできるのは、一度に 1 つのデバイスのみです。
  • [書き込む CD のイメージを保管できるドライブを選択してください] : この設定を使用して、隠しファイルの場所を指定します。
  • [書き込み速度] : この設定を使用して、ハードウェアで可能な最高速度の範囲内で、デバイスの書き込み速度を設定します。
  • [書き込み終了後に自動的に CD を取り外す] : この設定を使用して、書き込み完了後に CD を自動的に取り出すかどうか指定します。
: CD 書き込みプログラムの種類によっては、[書き込み] タブがカスタム タブに置き換えられる場合があります。

関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
326982  (http://support.microsoft.com/kb/326982/ ) ファイルを CD-R/CD-RW ドライブにコピーできない

この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows Server 2003, Datacenter Edition (32-bit x86)
  • Microsoft Windows Server 2003, Enterprise Edition (32-bit x86)
  • Microsoft Windows Server 2003, Standard Edition (32-bit x86)
  • Microsoft Windows Server 2003, Web Edition
  • Microsoft Windows Server 2003, 64-Bit Datacenter Edition
  • Microsoft Windows Server 2003, Enterprise x64 Edition
  • Microsoft Windows Small Business Server 2003 Premium Edition
  • Microsoft Windows Small Business Server 2003 Standard Edition
キーワード: 
kbinfo KB317525
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