2009年4月10日 12時6分更新
樹齢1000年と言われる岡山県真庭市の醍醐桜が満開になり、朝早くから大勢の人が訪れています。
醍醐桜は、真庭市別所の見晴らしのよい高台にあるアズマヒガンという種類の桜の木で、高さがおよそ18メートル、幹の太い所は9メートルほどあります。
樹齢は1000年とされ、かって後醍醐天皇がこの地に立ち寄った際「見事な桜」とほめたとの言い伝えがあることから、「醍醐桜」と呼ばれています。
ことしは、ほぼ例年並みの今月6日ごろに花が咲き始め、このところの陽気で一気に花が咲きそろって大きな木の枝先までピンク色の花が満開になってます。
10日は朝早くから大勢の観光客が訪れていて、青空をバックに見ごろを迎えた桜の木をカメラに納めるなどして花見を楽しんでいました。
醍醐桜の開花情報を出している真庭市の落合支局によりますと、「天候にもよりますが、今月15日ごろまでは、花が楽しめそうです」と話していました。
花が散るまでは、毎日、日没から午後9時まで夜間のライトアップも行われ、昼間とは一味違う夜桜が楽しめると言うことです。