岡山放送局

2009年4月10日 12時6分更新

バクの赤ちゃん一般公開


岡山市の動物園で、ことし3月に生まれたアメリカバクの赤ちゃんが順調に育ち、9日から一般に公開されています。

アメリカバクは、ブラジルなど、南アメリカに生息するバクで、岡山市北区の池田動物園ではオスのアレックとメスのアンプの間に、先月6日、赤ちゃんが生まれました。

赤ちゃんは生まれたときは体長が65センチ、体重が8キロほどでしたが、その後、順調に育って、体重はおよそ3倍の23キロに増え、動物園では9日から一般への公開を始めました。

アメリカバクは生まれてから半年ほどは黒と白のまだら模様で、その後、黒一色になるということで、赤ちゃんは、長い鼻でまわりのにおいをかぎながら、母親のそばを動き回っていました。

動物園には親子連れなどが訪れ、「かわいい」と声をあげながらバクの赤ちゃんの愛らしい姿を見守っていました。

赤ちゃんの名前は実夢(ミーム)、恵芽(メメ)、夢浮(ムウ)、夢歩(ユメホ)の4つが候補になっていて、動物園では、9日から今月末までかけて来園者に投票してもらい、最終的な名前を決めることにしています。
赤ちゃんの一般公開は、当面は午後1時から3時までの2時間に限って行われます。