日本統治時代に、台湾の農業水利事業に大きな貢献をした八田与一さんのかつての住まいを2011年までに記念パークとする構想が明らかに。
大手日刊紙『自由時報』が報じたところによると、総統府は7日、関係各機関と話し合い、八田与一さんのかつての住まいを修復して、2011年の命日5月8日までに記念パークとする構想を固めた。総統府の頼峰偉・副秘書長は7日、老朽化している住居を視察。住居は手が入れられておらず、大変傷んだ状態だとのことだが、これを修復して八田与一さんが住んでいたころの風景を再現する。
総統府では八田与一さんらが、台南と嘉義を台湾の一大農業地帯へと変貌させた烏山頭ダムの建設に果たした貢献を子々孫々に伝えるとしている。
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