週刊新潮が手記に90万円支払い 「朝日襲撃」掲載、男性に一連の朝日新聞襲撃事件のうち1987年に阪神支局(兵庫県西宮市)で記者2人が死傷した事件などの実行犯として週刊新潮が連載で取り上げた男性に対し、同誌側が「手記の原稿料」として計90万円を支払っていたことが9日分かった。 同誌編集部が明らかにした。「手記を掲載する以上、原稿料が発生するのは当然。金額は通常の額」と説明している。 また、9日発売の週刊文春で男性が「自分は実行犯ではない」と証言を覆したことについて「極めて不可解。インタビューは録音したテープで証明できる」と反論した。 男性が「新潮が作ったストーリーにのせて証言させられた」という趣旨の発言をしているとされることについても「発言は事実無根で、強い怒りを覚える」としている。 週刊新潮は1月29日発売の2月5日号から男性の「手記」を4回にわたって掲載した。朝日新聞は検証記事を掲載して内容を「虚言」と断じ、4月1日には紙面で訂正と謝罪を求めている。 【共同通信】
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