福岡・災害ロボ配備
(福岡県)
地震直後の現場は二次災害の危険もありますが、人が入れない場所でも活躍できる機械が福岡には3台も配備されています。機械を管理するのは道路や河川の防災を担う国土交通省の出先機関、九州地方整備局です。人が行けないところに行く九州、救急、クイックから「ロボQ」という名前、リモコンはパワーショベルの免許があれば使えます。大半のパワーショベルに取り付け可能で、部品を小分けにして運べるなど使い勝手のよさがウリです。3年前に起きた沖縄県中城村の土砂災害では人が近づけない現場で任務を遂行しました。災害に対応するため組み立て訓練も定期的に行われています。現在も噴火の危険が高い鹿児島県の桜島付近ですでにロボQが待機しています。九州は雨の量も多いので、地震に限らず土砂災害の危険が高いそうです。春が過ぎればまもなく梅雨、ロボQはいざという時に備えています。
[ 4/8 17:00 福岡放送]