|
|
|
[社会]|スポーツ| |
文字サイズ:
大|中|標準
|
社会
「犯人視」で名誉棄損 札幌の会社社長らUHBを提訴(04/09 20:01、04/09 23:36更新)北海道文化放送(UHB)のニュース番組で犯人であるかのように報道され、経営するラーメン店の信用が損なわれたなどとして、札幌市の建設会社社長の大黒正徳さん(62)と、大黒さんが社長を務めるラーメン店経営会社が九日、UHBに計二千二百万円の損害賠償を求める訴訟を札幌地裁に起こした。 訴えによると、大黒さんは昨年十月、建設会社の雇用保険をめぐり詐欺容疑で逮捕された際、UHBの番組で「人気ラーメン店経営の“裏の顔”」などと報道され、店は逮捕と無関係なのに「犯人の経営する店」との印象を視聴者に与え、損害を被ったとしている。 道警は昨年十月、建設会社の雇用保険の特例一時金を詐取したとして大黒さんを詐欺容疑で逮捕したが、札幌地検は同年十一月、不起訴処分とした。 原告代理人弁護士は「市民が参加する裁判員制度を前に容疑者報道のあり方に警鐘を鳴らしたい」と話した。 UHBは「原告が容疑を否認していたことや不起訴の事実も報道しており、名誉棄損にはあたらないと考えている」とのコメントを出した。
社会 記事一覧
|
|