阪神・北摂
動き始めた新駅計画 能勢電鉄「日生中央-山下」間
川西市と猪名川町を結ぶ能勢電鉄日生線で、日生中央-山下駅間に新駅を建設する計画が動き始めた。場所は、二・六キロ離れた両駅のほぼ中間に位置する同市一庫一。周辺の住宅地を開発した日本生命(大阪市)が費用負担を検討している。同市と地元自治会、同電鉄、日本生命の四者で十二月中に協議の場を持つ予定。(金 旻革)
十日の同市会建設常任委員協議会で、同市が明らかにした。
日本生命は一九七〇年から、同市北部と隣接する猪名川町にまたがる約二百五十五ヘクタールで住宅地を開発。現在、約一万六千人が暮らしている。
開発に伴う交通手段として、山下駅から鉄道路線を延ばし、七八年に日生中央駅が開業。当時、同駅までの路線整備に土地を提供した一庫自治会が、新駅建設を要望していた。
同電鉄や市などを加え、新駅設置に向けた協議会を立ち上げたのは八一年。八五年には早期の開発を目指すとした協定書を締結したものの、利用客が見込めず、計画は宙に浮いたままだった。
同自治会は昨年五月、あらためて同電鉄に要望。これを受けて同電鉄は、人口増に伴い利用客が見込めるようになったとして、新駅の建設計画を進めることにした。
今後は開業時期のほか、新駅周辺の道路環境の整備など具体的な検討を進める。同電鉄は「環境が整った。地域の活性化につなげたい」と話している。
(12/11 10:25)
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